HyogoKurumi.Scribble

私はこの社会が省略した事柄を言語化している人です。

【連載中】

【最終話 前編】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話

前回 【第6話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話 これまでのあらすじ 親の自己破産、一人暮らし、 ストーカー、発達障害の診察、放浪旅、ゲストハウス暮らし――などのエピソードを経て、私は一年と半年の間、東京を離れ…

<7> 潜入 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説

前話 <6> 調査 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説 - <7> 潜入 「はい、みんなこっち向いて~」 ゴリラもとい、婦長がゴリラのような手をパンパンと叩くと、室内で遊んでいた二十人程の子供たちが一斉に顔を向けた。「こちらは新しい先生…

【第6話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話

前回 【第5話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話 これまでのあらすじ 親の自己破産、一人暮らし、 ストーカー、発達障害の診察、放浪旅、ゲストハウス暮らし――などのエピソードを経て、私は一旦実家に帰ることになった…

<6> 調査 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説

前話 <5> 過去 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説 - HyogoKurumi.Scribble <6> 調査 ぼんやりと瞼が開いた。最初に見たものは白い空と、あれは天使の輪――いや、違った。ただの白い天井と円型の蛍光灯だった。 重たい体を持ち上げるよう…

<5> 過去 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説

前話 <4> 戦闘 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説 - HyogoKurumi.Scribble <5> 過去 酒場のスイングドアがギィと軋む音を立てた。テンガロンハットに両肩マントの巨体が、その太い足を店内に踏み入れる。 静まり返った店内、一斉に向け…

【第5話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話

前回 【第4話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話 これまでのあらすじ 親の自己破産、一人暮らし、 ストーカー、発達障害の診察、放浪旅――などのエピソードを経て、私は都内でゲストハウス暮らしを始めた。そして、デバ…

<4> 戦闘 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説

前話 <3> 現場 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説 - HyogoKurumi.Scribble <4> 戦闘 「うふふっ、踊ってくださいねえ!」 しなやかな両腕に抱きしめられていたライフルがその瞬間、野獣のような咆哮をあげた。 三点バーストで放たれる連…

<3> 現場 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説

前話 <2> 依頼 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説 - HyogoKurumi.Scribble <3> 現場 キャンプシップのテレプールを通り抜け、シップブランクに降り立った。 その場所は事件現場からそう遠くないところにあるビルの屋上だった。エーテル…

<2> 依頼 / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説

前話 <1> プロローグ / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説 - HyogoKurumi.Scribble <2> 依頼 ハイウェイを下って一般道路から住居区画に入った。このあたりのエリアは戸建てよりも住居ビルばかりが建っているようだった。生活レベルは下級…

<1> プロローグ / LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2- 二次創作小説

<1> プロローグ 大勢の人々が行き交うの市街地エリアは、いつもと変わらぬ賑わいをみせている。 その繁華街からやや外れた、くたびれた裏通りに一軒のガンショップがあった。 「でね、この間の仕事の時から、発砲音に違和感があるのよ」 エーテル・アークラ…

【第4話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話

前回 【第3話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話 これまでのあらすじ 親の自己破産、一人暮らし、 ストーカー、発達障害の診察、放浪旅――などのエピソードを経て、私は都内でゲストハウス暮らしを始めた。そして、デバ…

『絶歌』読書感想文:その4――神戸連続児童殺傷事件の元少年Aは発達障害なのか?

hyogokurumi.hatenablog.com その3の掲載から五ヵ月も経っていた。今まで何を書いてきたのかもはや自分でも覚えていないが、このまま読み進めていこうと思う。 池 23p~29p 7月11日、少年Aは警察のマイクロバスに乗せられて、殺害現場となったタンク山と凶…

【第3話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話

前回 【第2話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話 これまでのあらすじ 私は両親の自己破産を機に一人暮らしを始めた。その新しい生活の土地で選んだ仕事はデバッガー。発売前のゲームをチェックする仕事かと思いきや、…

【第2話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話

前回 【第1話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話 第1話の掲載からだいぶ日が経ってしまった。 これを書いている今、スロ界隈では「アナザーゴッドポセイドン」という糞台が話題である。最近は新基準台の話題をあまり聞…

【第1話】毎日12時間パチスロを打っていた中毒状態の私がスロを止められるまでの話

最後にパチスロを打ったあの日から、もうすぐ一年が経つ。この一年はほとんど、スロを意識することもなかった。外で看板やのぼりをみても、「ふぅん、あのシリーズ新しいのでたんだぁ」と思うくらいで、打ちにいこうとは思わなかった。 もう、いいと思う。「…

『絶歌』読書感想文:その3――神戸連続児童殺傷事件の元少年Aは発達障害なのか?

hyogokurumi.hatenablog.com 前回から三ヵ月の少々、まただいぶ経ってしまった。前回書いた時からいろいろありすぎて、生活の方がまだ無茶苦茶な状態なのだが、リハリビも兼ねて書いてみようと思う。 生きるよすが 18p~23p 最初に「生きるよすが」という言…

『絶歌』読書感想文:その2――神戸連続児童殺傷事件の元少年Aは発達障害なのか?

hyogokurumi.hatenablog.com 前回から二ヵ月、だいぶ経ってしまった。創作活動をしているので、考え方も多少変化したところがあるかもれない。二ヵ月という期間はそれほど長い。 そういったことも意識して、いってみたいと思う。 夜泣き 15p~18p この節は留…

『絶歌』読書感想文:その1――神戸連続児童殺傷事件の元少年Aは発達障害なのか?

hyogokurumi.hatenablog.com まえがき 1997年6月。私が中学3年生になったばかりの時だった。神戸で起きていた連続児童殺傷事件の犯人が捕まった。その瞬間、私は店のカウンターで晩御飯を食べている最中だったと思う。店主の家族が店内で食事をしているとい…