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HyogoKurumi.Scribble

私はこの社会が省略した事柄を言語化している人です。

発達障害当事者のテキストインタビュー

【空のとびかたプロジェクト】
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 『空のとびかた』プロジェクト代表の来未炳吾です。

  当プロジェクトのオフィシャルサイト上にて、1月2日から回答受付を始めたテキストインタビュー第1弾に、早速回答がありました。「NIKITA」さん、回答ありがとうございます!

 

 インタビュー回答ページはこちらです。
 

sites.google.com

 

 39歳の方で、発達障害の診断を受けたのは27歳。
 本屋で手に取った書籍でたまたま発達障害のことを知った、ということなのでしょうね。

  発達障害は生まれつきの障害とされていますが、日本での診断が進み始めたのはここ数年の内に始まったことです。特にいま20代後半からそれ以上の年齢で発達障害だという人のほとんどは、子供の頃から学生時代、そして成人を迎えるまでの貴重な学習期間を、定型発達者として生きました。

  主にコミュニケーション面を中心に、学習や日常習慣などの面でも、平均水準の習得を得る為に特別な訓練が必要だったのですが、多くの人はそれが叶わず、普通の人ができて当たり前のことができないまま、社会人年齢になりました。家族の理解や交友面などで幸運に恵まれた方はその限りではありませんが、この現状を小さく受け止めることはできません。

  私の場合、中学生の頃から障害相当の自覚があったのですが、診断の機会には恵まれないまま成人を迎えました。それまで「普通の人になってやる」と頑張ってきましたが、25歳の頃に限界を感じて近くの大きな大学病院に行きました。しかし、専門医師の診察を受けられないまま、発達障害は否定されました。

 ただ、知能テストの結果には満足できたので、そのまま定型として生きることを改めて決意しました。

 これが七年ほど前の話です。

  で、二年前に就職先を探してハローワークに行った際、障害に理解のある職場が良いですと身の上話と一緒にその旨を伝えたら、障害者雇用窓口に案内されて、そこで「貴方はもう一度受けたほうがいい。今は状況がかわっているからもう一度診察を受けてみましょうよ」と勧められ、紹介されたクリニックで知能テストと精神鑑定を受けました。そして、発達障害の確定診断が出ました。

  25歳の頃に受けた知能テストの結果を見せたら「これで発達障害の否定の診断だったんですか。なんと乱暴な…」と呆れた様子でした。まぁ、数値がかなり偏ってますからね。

 

 私はもうずっと向き合ってきた事でしたし、家族もいますから社会的立場を明らかにしたほうが生きやすいです。何より、もうずっと前からわかっていた事だったので、障害者として生きることにも、手帳の申請をすることにも、特に抵抗はありませんでした。

 

 でも、発達障害の診断を受け入れるということや、障害者として生きていくことに抵抗がある人も大勢います。

 

 これから先、『空のとびかた』プロジェクトは社会が発達障害に慣れる為の活動をしていきます。でも、私のようにオープンにしている人ばかりではないということは念頭に入れておかなければいけませんし、この記事を読んだ人も、まだそういう時代であることを知っておいてほしいです。

  

 さて、テキストインタビューですが、自分も回答したい!という方は、オフィシャルサイトのコンタクトフォームへどうぞ。匿名回答でも大丈夫です。宜しくお願いします!

sites.google.com