HyogoKurumi.Scribble

私はこの社会が省略した事柄を言語化している人です。

【十四松まつり】『おそ松さん』のアニメがパチンコ演出そのままな件 「知らず知らずの内にパチンコ演出で楽しんでいる視聴者たち」

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おそ松さん』と言えばいま最も話題といえる大人気アニメの一つだ。私も毎週楽しみにしているのだけど、前々から気になっていることがあった。

詳細に言えば、それが最初に気になったのは『化物語』というアニメだ。1秒くらいしか表示されないくせに、妙に気合の入った「斧乃木余接」ちゃんの1枚絵を最初に見た時だった。スロットを多少なり打ったことがある人なら、あれを見て「レア子役のカットイン演出かよw」と、私のように思ったのではないだろうか。

まぁ、『化物語』の方はあまり問題視はしていない。アニメで使った1枚絵をアミューズメント用筐体の演出でも使う、それだけのことだ。いやむしろ「あっ、アニメで見たあの絵だ!」と思えることは楽しいことだと思う。

だいたい『化物語』はもうずっと前にスロットにもパチンコにもなっているし、とても人気が出た機種だったから、今また密かに新台が作られていてもおかしくない。だからアニメの中で「素材の用意」がされていたとしても必然的で極自然なことだと思う。業界同士の関係性や繋がりを考えても驚くことだとは思わない。他のアニメでもさりげなく、そういった「素材作り」がこっそり行われていても理解はできる。

ただ、『おそ松さん』は、それとは次元が違う。

ストーリーが1本まるごと、パチンコやパチスロで使われるような演出展開なのだ。(以下、パチ演出)

特に最新話(17話)は露骨だった。
17話は、11個の短い話で構成されていたが、全編パチ演出にみえてしまった。


『おそ松くん』はパチンコになってるから、『おそ松さん』だって将来的にパチンコやスロット化されると考えられるが、そうだとしても違和感が拭えなかったのだ。

私がこの記事で言いたいことは色々あるのだけど、とにかくまずは、何故そう思えるのかを説明しよう。

尚、私が説明しやすいほうとして、主にスロットのゲーム性を例に解説します。一部パチンコ仕様を意識した解説も混ざります。あと、自分は5号機世代の人(孫エヴァまどマギくらいまで)なので、記事中の知識はたぶん古いです。
正確な仕様知識、最新知識をお伝えする主旨の記事ではありませんので、細かい間違いとかはスルーして下さい。

あとここから先はネタバレ有りなのでそのつもりで!




■怪しい場面その1:これは期待値示唆演出素材では?

スロットのリール図柄はざっくり言うと「ブランク・リプレイ・ベル・スイカ・チェリー・7図柄」という具合に分類されている。このうち「リプレイ・ベル・スイカ・チェリー」には対応する色があり、リプレイから「青・黄・緑・赤」である。ちなみに白も定番色だが、なんでもアリで期待値低めの場合に表示されることが多い。これはほとんどの機種で同じことが言える。

このうち「リプレイ」と「ベル」は変則打ちなどの例外遊技を除き、左リールを第1停止として操作した場合ならいつ止めようとも、必ず揃うようになっている。例えばだ、画面に「青色」の演出が表示されれば、「リプレイが揃うこと」を示唆している。「黄色」ならベルが揃う。もし青色や黄色の演出が表示されたのにリプレイやベルが揃わなかった場合、それは法則崩れといって大当りが期待できる。まぁ、そこまではいい。

ここで理解してほしいことは、パチ演出には「青、黄、緑、赤」を強調した演出が定番として使われているということだ。

それを踏まえた上で下記のイメージ画像をみてほしい。

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十四松は『十四松のヒミツ』の話の中で、四回も飴をかじるのだが、その中で飴玉の色が「青・黄・緑・赤(紫?)」と、出される度に変化するのだ。

どこかで兄弟の色という指摘も見たが、定番色ではない「紫」が使われなかったのは偶然か
いや、あの赤っぽいのが紫だったのか? どっちにせよ、青・黄・緑を使ってるだけで話は十分だ。

これはパチ演出でよくみられる典型的な子役示唆演出の変化パターンである。
同じ素材を用いて、メインで見せる一部の色だけ変え、遊技者に期待値を示唆するのだ。 例えば、レバーを叩いて演出が始まり、上記場面が表示される。で、十四松の飴玉の色が青だったら「はい、リプレイね」、黄色だったら「ベルか」といった具合である。



■怪しい場面その2:この空間はなに? 通常待機画面か?

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上記は『十四松と夜食』の一場面のイメージ画像である。 十四松とおそ松がカップラーメンを作り、「まだ3分経ってないよ」などと言い合う場面なのだが、不可解なことに、それだけで20秒もある。まるでお芝居の舞台を映しているかのように、部屋の全体と中央の二人を映したまま、20秒だ。ちょっと長すぎやしないだろうか。

パチ演出を知らない人は、ここで何か思うことがあったとしても「シュールな場面」とか「手抜き場面」とか、その程度なのかもしれない。

でも私には見える。周囲のふすまや床、天井から、「うなぎ犬」や「ダヨーン」といった他のキャラクターが登場する光景が。

ここは「通常ステージの待機中」の素材画面ではないか?
周囲にはさっき言った「にぎやかし予告」が表示されるのではないか?


空間に違和感を覚えたシーンはもう一つある。

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このシーンもこの立ち位置のまま10秒以上もやりとりをするのだが、左側、妙に空いてないか?

これは飛び出し系の役物演出(映像演出ではなくギミック。シャッターなど)の為の空間ではないか?

考えすぎか?





■怪しい場面その3:『十四松とヒミツ』は全てパチ演出の展開では?

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その1で伝えた場面の後、二人の後ろから声がして、他の兄弟達が登場する。そして、十四松はパチンコの勝敗に関する結果を「言え、勝ったんだろ?」と、他の兄弟から問い詰められる。
実はここが、この記事を書こうと思い至ったきっかけとなった場面である。飴玉の色の変化程度ならなんとなくパチ演出を連想しただけだが、はっきり言って『十四松とヒミツ』は初めから終わりまで、全てがパチ演出である。

演出開始時にステップアップ予告や擬似系の演出が発生。飴玉の色が青から始まり、黄⇒緑⇒赤まで行けば熱い。で、そこで演出が終わらずに発展すればさらに期待値UP。ここで現れる兄弟の人数により期待値を示唆(期待値低1人~期待値高4人)。そして、最後は十四松が勝敗をバラすかバラさないかの、その煽りで大当りかハズレに繋がる。

その後、十四松の頭からパチンコ玉が噴出する。
アニメでは大当り用の素材を用意したという事か?

煽り中はまるで「ボタンを連打しろッ!」と煽られているような気さえする……。


……十四松……ジュウシマツ…………ジュウヨン…………ハッ!

十四松⇒14ラウンド大当りということか!?w


ここで一応、この記事の主旨を再確認の意を込めて言っておくが、おそ松たちは法的にパチンコ店で遊技できる年齢なので、その設定を問題視しているのではない。

このように、知らない内にパチ演出を見せられていることを問題視しているのだ。



■怪しい場面その4:他の気になった場面

普通なら気にならない。だが、疑いの目で見ると気になってしまう。
ピックアップしたいと思った場面だけ紹介するが、最初にも言った通り17話は全編がそう見えたと思っていい。


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・『十四松と移動』では、ドラゴンボールのタオパイパイが木に乗って移動する例のあれを模した演出があるのだが、そのシーンがよくあるスロット演出を連想させる。背景の集中線演出が素材に見えなくもない。色が青であることも、これが黄色や赤色だったら……と連想できてしまう。十四松とカラ松の絵もこのまま演出素材として使えそうだ。


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・『十四松と概念』ではキャラクターや建物が文字化するシュールな演出となっているが、これはプレミア全回転演出用の素材ではないだろうか? いや、次々と登場人物が現れる流れからしてカウントダウン予告系とも見て取れる。


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・『十四松と手術』にあった、テレビのチャンネルを連続で切り替えていく場面が気になった。テレビをこんなにも大きく映す必要がどこにある? 何より、テレビ画面演出はパチ演出の定番素材である。あ、たまに『確定』とか表示させる為ですか?w



如何だったろうか。アニメの中に、パチ演出が連想できてしまう描写が多々あったことは伝わったと思う。
最後に、私が気になっていること、この記事で言いたかったことを書いて締めるとしよう。

■パチンコの広告は厳しく規制されている

パチンコの歴史は規制との戦いと言っても過言ではない。私は人に語れるほど知ってるわけじゃないのでここでの歴史解説は控えさせてもらうが、開発メーカーやパチンコ店は、射幸性(打ちたい、遊びたいという気持ち)を煽る広告やチラシの禁止、ゲームシステムの規制の中で、最大限利益を獲得する為に日々努力をしている。嫌な言い方をしてしまえば、抜け道を探しているのだ。
だからパチンコ店はいつもリニューアルオープンしている。その宣伝は規制されてないからである。

その業界事情を踏まえた上で、私が懸念していることを言おう。


■『アニメ』が広告規制の抜け道になるという不安

今回の記事でも伝えたとおり、現段階では連想できる程度である。
そもそもお前がパチ脳だからそう思えるだけだ」という指摘を受けても何も言い返せないレベルだと、ここはそう控えめに言っておこう。これを読んで楽しめなくなったという人がいても謝ることしかできない。

パチ演出でもアニメ映像を使うのだから、似てしまうのはどうしようもない。どちらも日々、面白さを追求しているのだから、こうして接点を多く見つけられるようになったということは、「面白い見せ方を突き詰めた結果」と見ることもできるし、そのほうが健全だろう。俺の心が歪んでいる、ただそれだけ話さ。

でも似ている、連想できる、パチ演出素材としてそのまま使えるレベルである。

■知らないうちにパチ演出で楽しんでいる

さっきも言った通り、もうアニメ演出とパチ演出を明確に区別することは不可能だと思う。だから「これはパチ演出だ」と指摘すること自体に意味はないし、そういう意図でこの記事を書こうと思ったわけじゃない。

ただ私は、知らないうちにパチンコ演出を面白がってみている、楽しんでいる、というサブリミナル的な関係性に、危機感を持たざるを得ないのだ。

萌えスロブームが来たとき、多くの無垢なヲタクたちがスロット中毒になってしまった。今度は腐女子たちがターゲットである。男性ほどユーザーの獲得はできないかもしれないが、それでも何割かは中毒者になるだろう。

知らず知らずの内にパチ演出の楽しさや魅力を刷り込まれていると、そう考えることはいけないだろうか? おかしいだろうか? おそ松さんを子供と一緒に楽しんで見ているご家庭もあるのではないか? それって規制と倫理の観点からみてどうなんだ? 真っ白と言えるか?

さっきの業界事情をもう一度振り返ってみよう。
「これがOKならここまでやってもいいだろ」の連鎖が起きることは容易に想像できる。『アニメ』が広告規制の抜け道に利用されるのはもう想定できる未来なのだ。

私は今はもう足を洗ったが、以前はパチンコやスロットを打っていた。筐体の製造に関する仕事をしていた時期があって、その頃に打ち方や仕様を覚えたのだけど、その職業の都合上、プライベートでも打っていた。だから私はあのキチガイサウンドとキチガイランプの恐ろしさを知っている。

だから、気になるのだ。




今はまだ、これ以上のことが言えない段階です。
だってまだ何もおきていませんからね。
こんなにも楽しくない記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。
私の妄言ネタ記事としてお受けとめ下さいw


最後にどうでもいい余談っ
……えっと、パチは大当りまでの間、そのゲームの性質上、期待値の低い演出を何度もみることになります。もしおそ松さんのパチが出たら、やはり「青色」や「黄色」の演出を頻繁に見ることになると思うので、恐らく、カラ松や十四松が何度も何度も使われるのではないかと思われます……。




追記 というかこれに関連するtwitterでの呟き、など。






この後もいろいろあるかもしれませんが、今回はとりあえずここまでにしておきます。
木曽崇さま、そして興味を持ってくださったかた、ありがとうございました!