HyogoKurumi.Scribble

HyogoKurumi.Scribble

人は、言葉からは逃れられない。

制作日誌 No.14:『空のとびかた』プロジェクトのテーマソングができた

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 成人発達障害へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 自閉症スペクトラムへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害グレーゾーンへ



 5月第2週の主な活動は2回。まず10日火曜日にNPO立ち上げの事で旗振り氏と池袋に向かった。私はメンバーの一人という立ち位置。『空のとびかた』プロジェクトの活動ではないが来未炳吾として関わっているので一応これについてもこっちで記録に残そうと思う。

 役所やなんとかセンターなど二人であちこち回って、設立に必要な手続きなどを教えてもらった。私は特に認定NPO法人に進化する為に必要な条件の一つ、『寄付』について詳しく伺った。100人から3000円を寄付として集める、というものなのだが、例えば、物を売って支払代金の一部を寄付にするのはありか? 会員制の活動をして会員費の一部を寄付にするのはいいのか? ということだ。
 
 この日回った場所では詳しく知る事はできなかった。それでも、ざっくり考え方は教わったので、一度ネットで調べてまとめてから今度は詳しく教えてもらえるところに行こうと思う。


 13日は話題の歌うホームレス鈴木氏にまた会いに行った。この間はただ会って話しただけだが、今回は正式に『空のとびかた』プロジェクトから依頼の話をする為と、歌の収録の為だ。
 高円寺某所の公園で待ち合わせ。そこのグラウンドの脇に座って話を始めることに。
 とりあえず食料を援助した。

f:id:hyogokurumi:20160515015046j:plain:w300


 次に、私が家のプリンターで作成した彼の名刺を渡した。

f:id:hyogokurumi:20160515015117j:plain:w300

 今はまだジョークグッズ程度の代物かもしれないが、使い方次第では大きな効果を持つだろう。
 その後、『空のとびかた』プロジェクトのステッカーと広告掲載料として1,500円(今月の残りと来月分で)を渡した。名刺の事もそうだが、この事は事前にLINEで伝えておいた。『空のとびかた』プロジェクトのアクセスが増えればもちろん渡す金も増やすつもりだ。

f:id:hyogokurumi:20160515015143j:plain:w300


 最後に『制作協力に関する同意書』に名前を書いてもらった。鈴木氏とプロジェクトの関係をどうするか、という点について、出演者繋がりではなく協力関係として繋がった方が良いと考えた。
 同意書に書いてある内容を簡単に言うと、「全ては出演者の事を最優先とする。報酬も対価も代表及び協力者は後。協力報酬に関する事は全て代表に一任し、要求を一切しない。自身の日常を大事にする」ということが書いてある。
 プロジェクトがサイトの公告や物販などで得た収益の分配は、まず出演者で、次に制作協力者で、最後に私、と考えている。映画公開後に収益計算をするわけだが、そうだな、出演者と協力者全員に金五桁は渡したいね。経費も回収して、最後に完成打ち上げて、パーティ会場貸し切りとまでは言わないから、どこかで焼肉食べ放題くらいはしたいね。

 正直、親しくなれた相手にはこんな書類みたいなもの必要ないのだが、それよりも先に手を結ぶ事になった相手との為に一応用意した感じ。鈴木氏とはまだ24時間も一緒に行動してないが、快く了承してくれた。
 それからまた少し雑談をして、陽が落ちて暗くなってからiPhoneで歌の収録を行った。


 前回会ったのが7日土曜で、その時もプロジェクトの話はしたのだが、もうその日の夜には「歌詞が浮かんだ」と仄めかしていた。で、三日後の10日火曜にはDMで歌詞が送られてきたので驚いた。エヴァンゲリオンの主題歌、残酷な天使のテーゼの作詞家「及川眠子」氏は、数十分の打ち合わせと企画書、未完成の本編映像をみてあの曲を作詞したというらしい。作曲の世界の事はよくわからないのだが、こういうものなのか?
 で、この日に実際に目の前で演奏してもらったのだが、この曲は多くの人に刺さると直感した。後半、高音を出すところで喉が負けてしまった箇所があったが、十分に歌の力は伝わった。来週中にはアップしたいので楽しみにしててほしい。

 f:id:hyogokurumi:20160515014937j:plain:w300

 収録の後にNPO活動の旗振り氏と合流した。実は旗振り氏は元ホームレスなのだ。あと、鈴木氏を活動メンバーに加えたいという私の意思もあって、二人を顔合わせさせたいと思ったから、この日にセッティングしたのだ。
 マックで晩御飯を買って、外のテーブルでNPOの活動の事やホームレス生活の話しで盛り上がった。
 旗振り氏がホームレス生活中にバッタを食った話は私も初めて聞いた。「バッタ食ったら本物ですよ」が名言すぎた。いわく、美味いバッタもいるらしい。イナゴが食用としてアリだから、その気になればいけるかな?

 私が鈴木氏にここまでの興味を持った理由は、私が発達障害とホームレスの繋がりを意識しているからだ。私も今はなんとか自営で生活を維持させているが、ほとんどの当事者は会社の従業員として働いて生活をしている。当事者会や発達障害グループのコミュニティで話を聞いてる感じだと、周囲が理解者で安心して働ける職場に勤めている人は一握り。
 仕事ができなければ収入が得られない、生活が維持できない。そこでもなんとかできなければ、住むところを失う。そして帰れる場所がない者は、ホームレスになるしかないのだ。発達障害者は家庭環境が変なところも珍しくないので、そんな状態に片足突っ込んでるくらいの人ならたくさんいる。
 だからホームレスにはそんな隠れ当事者が多いだろうと私は思っている。ただ、ホームレス生活の中でも一般感覚から思考回路がずれていくので、例えば、ホームレス全員に診察をするなんてことがもしできたとしても、障害相応かどうかを調べる事は困難だと思う。

 いま『空のとびかた』プロジェクトのツイッターアカウントで、ホームレスに関するアンケートを行っている。もし当事者の方でこれを読んだ人がいるなら、ぜひ参加してほしい。集計は三日間。



 帰りは三人で駅まで行った。
 駅の出口の広場で大道芸をやっていたのだが、見ていたら客のおっさんが小道具を足で蹴っ飛ばしながら歩き去っていった。しかも3回も!

f:id:hyogokurumi:20160515014934j:plain:w300
f:id:hyogokurumi:20160515015002j:plain:w300
f:id:hyogokurumi:20160515014911j:plain:w300

 芸人はやや驚きながらも無視して続行していたが、その三回目の蹴とばしで流石にキレタのか、演技を止めてふらっとした様子でそのおっさんの後を追いかけ……ようとした感じに見えたんだけど、直後、すぐ傍にいた客と抱擁。そのあとマイクの場所に戻ってお客さんにお詫びとお礼。周囲からは「がんばれー!」のコール。そしてアンコールまで。いやぁ、いいものが見れた。元気をもらった。

 私は大道芸ではないが、同じ表現の道の上を歩む者として掻き立てられるものがあった。
 twitterアカウントを教えてもらったので応援リンクさせてほしい。

●応援リンク twitter.com


soratobiproject.blogspot.jp
syoto1988.hatenablog.com