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言葉からは、逃れられない。

メンヘラjpに思うざわざわ感、その4――偽りの記号を「心の叫び」で隠した愚か者


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 お菓子をあげるからついておいでと言って、他人の子供に声をかけている「良いおじさん」がいるとしよう。そのおじさんについていくと、本当にお菓子が食べられるし、おじさんは子供にお菓子を食べさせたいだけらしい。

 でも、そのおじさんがどれだけ良い人だとしても、その人のことを信じてはいけない。ついていってはいけないし、警戒しなければいけない。

 なぜならそのおじさんがやっていることは、子供を誘拐する時に使う手段として広く認知されている手口だからである。

 「偽り」として記号化されている行を容認するということは、それまで警戒心を高めず接することができた領域に、警戒対象が混ざるということだ。それがまかり通ってしまったら、誰も信用できなくなってしまう。

 だからその恐れがある行為はやるべきではないし、やってる者を見つけたら、その社会はそいつを野放しにしないほうがいいだろう。

 

 その禁忌を犯した愚か者がいた。それがこいつである。

 

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疑惑の問題

 この馬鹿が運営するメンヘラ.jpというサイトは、メンタルヘルスに問題を抱える人達のつながり作りを謳って人を集めたり、クラウドファンディングでは自助グループや支援者団体のデーターベースを作ると謳って400万もの金を集めたが、そのどれもが問題だらけのやり方だった。

 

 ウェブサイトを運営する上で収入の肝となるのが広告収入である。広告を掲示したページをどんどん増やして、あらゆる検索ワードから自分のサイトにアクセスがあるようにサイトを育てていくのが基本的な攻略法であると言える。

 例えばGoogleAdsenseの場合、広告がクリックされて発生する報酬と、単価は低いが広告が表示されるだけで発生するインプレッション広告による報酬がある。

 

 ウェブサイトのページが増える、アクセス流入が増える、広告収入が増える……となれば、誰でも思いつくのが「作り話でもいいからとにかくページを増やしてしまえ」という手口であろう。

 それを馬鹿正直にやって自滅したのが、2016年に起きたDeNAWELQ」問題である。

 

 メンヘラ.jpが抱えていた問題も、これと全く同じである。

 運営サイト内の記事の多くが、報酬有りで募ったライターから寄稿されたものや、読者投稿によるもので構成されているようだが、本当に寄稿されたものなのか、運営内の自作ではないのか、そもそもその記事の内容は創作ではないのか?

 後からできたお悩み相談ページも、相談がある度にページが増えていくものだし、創作による演出が簡単にできてしまうだろう。

 

 コラムでもお悩み相談ページの方でも、人気サイトであることを簡単に演出できてしまうのだ。

 

 余談を挟みながら話を続ける。

 私も過去にいじめ等、生き辛い系の相談掲示板で回答する側として頑張って書き込んでいた方なのだが、上手く機能していた相談掲示板なんて見たことがない。

 そういう状態の人は、自分の書き込みに返事が来ただけで喜んでしまう人ばかりで、なんにも解決してないのに明るく元気になって、それだけで自分も誰かの力になりたいとかほざきながら相談を受ける側に回って、相手に実行可能かどうかも考えないまま、糞の役にも立たない回答を一生懸命繰り返しては、相手を自分側に、つまり生き辛い側の世界に引きずり込んでしまうのだ。

 相談と回答を利用者任せにした相談掲示板は、必ず「底なし沼」と化すというのが私の持論だ。それを制御する方法なんてない。まぁ、利用者の書き込みは相談するのみで、回答は運営側がする感じにすればいいが、それでは掲示板とは言えないだろう。

 

 メンヘラ.jpがお悩み相談ページを設置した時、その点の課題をどうするのかと気にしたが、「なんにもしていない」としか思えなかった。

 ページ構成が2ちゃんねるやしたらばBBSのようなスレッド式ではなく、Yahoo知恵袋のようなツリー式である点についてのみ、「利用者が住民化しにくい形態だな」と思えただけで、あとのことは利用者にぶん投げである。結局これもコラムと同じで、広告が貼れるページさえ増えればいいのだろう。

 

 極めつけはメンヘラ.jpが昨年の年末から行っていたクラウドファンディングだが、それについては前回のざわざわ感3で書いたので、お暇な人はこちらを読んでほしい。

偽りの記号

 メンヘラ.jpが抱えていた疑惑の問題はざっとこんなところだ。「人の為、と書いて偽、偽り」と読むとはよく言ったものだが、こういう胡散臭さに対する証明努力が全く感じられないまま、メンヘラ.jpの運営は今日も続いている。

 でも、これは記事寄稿をメインにするサイトには必ず付きまとう印象の話であるし、しかも完全解消はできない課題だし、つまるところ「それが気になる人は見なければいい」系の話の域を出ていないことである。

 

 メンヘラ.jp問題を語る上で、射抜かなければいけない部分はそこではない。

 ここは生き辛い界隈の孤立解消やつながり作りが目的であると謳いながら、怪しさ満点のやり方でアクセスを集め、そして400万もの大金を集めることに成功した。もはやここは初めからデキレだったと考えた方がいいとさえ私は推測している。わかり手自身にその知識があったのか詳しい人が身近にいたのかは知らないが、アフィサイト運営という観点でみれば、見事な流れであるとしか言いようがない。

 

 私の指摘したい問題は、「ここは金儲けが目的だ!」という言いがかりみたいな話ではない。その運営をするにあたって、大義名分の位置に、生き辛い人たちの言葉が消費されていたことを私は問題にしたいのだ。

 

 本題に入る前に言っておくが、今わかり手は肩書きを名乗っているから、私の指摘したい問題は最低限の形で解消されていると言える。

 それなのにわざわざこうして記事を起こしているのは、これで解決ではなく、自分の中では「凍結」という認識だからである。

わかり手は起業家である

 本記事冒頭で貼った画像は最近のわかり手のTwittetトップで、自己紹介には「誰も信じてくれないけど起業家です」と書いてある。私の知る限りでだが、彼がこうして自己紹介の項目に自分の「狙い」を表明する言葉を書いたのはこれが初めてだったと思う。私は彼の活動を初めから見ていたわけではないが、ここ最近では見なかった行動だと思う。

 これでいいのである。

 これで何が変わるのかというと、これまでサイト全体から漂っていた営利目的であるカラー、その狙いをコーティングする役目を、メンヘラ.jpに寄稿された記事やわかり手自身が発信していた「生き辛い人達の言葉」が担っていたのだが、運営責任者であるわかり手自身が起業家という肩書きを名乗ったことで、「生き辛い人達の言葉」がその役から外れたのである。

 「起業家」と聞けば、その人が営利目的で活動していることは容易く想像できるだろう。それを肩書きとして名乗っているわかり手がメンヘラ.jpを運営しているのであり、つまりそのサイトも、本人の意思を問わず、起業家活動の延長にあると指摘できるし、運営側から発信される言葉も全て「営利目的が根底」にあることを伝えていることになる。

 

 起業家アピールが弱いという懸念を除けば、これなら周囲から非難されるいわれもないだろうと私は思う。

 医者が診療所で患者を治療をして金を得た。料理人が飲食店で客に料理を振る舞って金を得た。起業家がメンヘラを利用したアフィリサイトを作ってアクセスで金を得た。好き勝手にやれば良い。社会の経済はそうやって回っているのだから。

 できることならメンヘラ.jpサイトの方にも、ここは自称起業家であるわかり手が運営しているということをはっきりと大きく強調して表記してもらい、それを運営している限りは永久に続けてもらいたい。

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