発達障害考察ブログ HyogoKurumi.Scribble

言葉は嘘をつきません

小説

あとがき 【PSO2二次創作小説】『LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2』

前話 <12> エピローグ あとがき 本作のあとがきは、私がネットを始めたきっかけのところから語らせてほしいです。後半まで本作の話ではなく、私とPSOとの関わりの話ですm(_ _)m 中学生の頃、私は自身の非定型言動のせいで嫌われすぎていじめられてしまったの…

【PSO2二次創作小説】『LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2』掲載します。

本作は2013年頃に制作したPSO2の二次創作小説です。Kindle版夜行バスの人々を制作する前に、プロット作りができるようになろうと思って挑戦した作品です。 時系列としては「夜行バスの人々」(なろう版)➡「僕と彼女のカーニバル」(なろう版)➡「異世界ハーレム…

あとがき 僕と彼女のカーニバル(加筆修正版)

あとがき この物語には続きがあるのですが、全編書き直すほどの大きな進化はないのでここまでとします。もっと文章力がアップしたらまた挑戦するかもしれません。とりあえず今の実力なら、当時の脳内クオリティレベルで書き直せることはわかりました。 本タ…

06:犬を捕まえてきて/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版)

前:05:犬を捕まえてきて/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版) 06:犬を捕まえてきて 神楽の住むマンションに戻った僕は、公園の水飲み場で手を洗ってからひとまずベンチに腰を下ろした。ここまでずっと歩き通しだったので、流石に疲労を感じてしまった。…

05:犬を捕まえてきて/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版)

前:04:犬を捕まえてきて/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版) 05:犬を捕まえてきて こんなところに狼なんているわけがない。しかしあれはどうみても図鑑やネットの動画で見たことのある狼のフォルム――さぁ、どうする。 全身の細胞が「奴に背を向けるな」…

04:犬を捕まえてきて/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版)

前:03:犬を捕まえてきて/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版) 04:犬を捕まえてきて マンションを後にした僕は、必要なものを買い揃える為に近所にあった100円ショップに入った。地図アプリで検索して見つけた店だ。 神楽は犬種や体格、必要な部位、犬の…

03:犬を捕まえてきて/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版)

前:02:プロローグ/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版) 03:犬を捕まえてきて 一学期最後の土曜の夜。自室のベッドで横になりながらアプリゲームをしていると、スマホがメッセージを受信した。僕にメールを送ってくる存在は神楽しかいない。ただ、彼女の…

02:プロローグ/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版)

前:01:プロローグ/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版) 02:プロローグ 帰りの会が終わり、部活の準備や帰り支度を始めた生徒たちの喧騒の中、神楽は鞄を片手に一人で教室から出て行った。いつもの彼女の行動だ。恋人関係なら一緒に下校したりするんだろ…

01:プロローグ/僕と彼女のカーニバル(加筆修正版)

前:『僕と彼女のカーニバル』(加筆修正版)掲載します。 01:プロローグ 高校生になっても僕の日常はなにもかわらなかった。 朝起きて、学校へ行って、授業を受けて、家に帰って、少し勉強をして、テレビやネットをみて……あとは寝るだけの毎日だった。 友…

『僕と彼女のカーニバル』(加筆修正版)掲載します。

小説の再掲載第3弾は『僕と彼女のカーニバル』という作品です。 本作も2012年から『小説家になろう』(https://syosetu.com/)で連載を始めた作品なのですが、連載して間もなくリアル事情で執筆が停止。数ヵ月後に連載再開できたのですが、完結した頃には一…

あとがき 夜行バスの人々(Kindle版)

あとがき この作品のことを振り返って思うことはそれほど多くはない。大部分が執筆までの経緯と、書き上げた後に起きた変化のことだ。 なろう版夜行バスを書き終えてから、私は小説の文章力を上げる為に他の作品を書くことにした。 その上で目を付けた弱点が…

<十二> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<十一> 夜行バスの人々(Kindle版) <十二> 一夜明けた朝。大垣は一人、外のベンチで空を見上げながら煙草を吸っていた。喫煙所の個室の中ではなく、外の空気に当たりながら吸いたい気分だった。 百円ライターを持つ右手が少し痺れていた。前を向け…

<十一> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<十> 夜行バスの人々(KIndle版) <十一> 「だって……二人だって、この人のこと嫌いだったでしょ!」 吠える田辺を、東海林と赤井が必死に押さえ込んでいた。 「せやけど刺し殺したいほどじゃないわい!」 「とにかくそれ離せよ! 危ないって!」 そ…

<十> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<九> 夜行バスの人々(Kindle版) <十> 出発した大垣たち四人を待ち受けていたのは、雪と風だった。 「雪が強まってきましたね!」赤井が顔をかばいながら言った。少し大きな声で言ったのは、風の音にかき消されてしまうからだ。 大垣が言った。「皆…

<九> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<八> 夜行バスの人々(Kindle版) <九> 四角く並べられた客席テーブルに、事務室から持ち運ばれたホワイトボード。乗客たちが席に着くと、レストランには張り詰めた空気が漂い始めた。 全員が着席したところで大垣が言った。 「進行役を務めさせて頂…

<八> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<七> 夜行バスの人々(KIndle版) <八> アパートのチャイムを鳴らすと、すぐにドアが開いて高槻が出迎えてくれた。高校を卒業してから二年ぶりに会った彼の顔は、少し丸くなった気がした。一人暮らしのせいで、ちょっと太ってしまったのかもしれない…

<七> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<六> 夜行バスの人々(Kindle版) <七> 周囲の話し声で目を覚ました細田は、疲労の残りを感じつつも立ち上がり、屋外のトイレに向かった。レストランでは乗客たちが談笑したり、携帯電話やスマートフォンで黙々とネットをしていた。 歩きながら、ゆ…

<六> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<五> 夜行バスの人々(Kindle版) <六> 中学二年生だった難波は、夏休み中に考えて考え抜いた末、自殺をすることにした。学校でいじめられていた彼は、もう生きていくのが嫌になったのだ。 天窓から吊るしたロープに椅子、遺書――準備は整った。 あと…

<五> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<四> 夜行バスの人々(Kindle版) <五> 静まり返った暗い室内で、二人は壁を背にしゃがんで身を潜めていた。背広たちの声が聞こえなくなってから数分が経った。 難波が立ち上がって電気をつけた。「もう大丈夫だ」 「びっくりしましたね……」 静原は…

<四> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<三> 夜行バスの人々(Kindle版) <四> 建物の裏側には数台の乗用車やトラックが停まっていた。一見して、ここは従業員や業者が利用する駐車場だと考えられた。 外に出た難波は辺りを見回してから、すぐ脇にあったドアを開けてまた建物の中に入った…

<三> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<二> 夜行バスの人々(Kindle版) <三> 建物に入った乗客たちは、無人の状況に困惑しつつも、奥のレストランまで歩いた。そして各々が、適当な椅子に座った。 「……ほんとに、誰もいませんね」 ニット帽の女が周りを見ながら言った。背広の男の話を疑…

<二> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:<一> 夜行バスの人々(Kindle版) <二> 新宿駅からほど近いその商業ビルの玄関付近では、夜行バスの係員が忙しなく受付に勤しんでいた。複数のバス会社がその場所を集合場所に指定していたことで、四〜五十人の利用客が集まっていた。足早に家路を急…

<一> 夜行バスの人々(Kindle版)

前:『夜行バスの人々』(Kindle版)掲載します。 <一> 背広を着た角刈りの男が土下座をしていた。 絨毯の上で重ねられた手の平は、甲の上から三本の釘が貫いていて、その傷口からは赤黒い血が滲み出ている。打ち付けられた釘の所為で、土下座のまま姿勢を…

『夜行バスの人々』(Kindle版)掲載します。

本作は2012年頃に『小説家になろう』(https://syosetu.com/)にて連載していた下記「夜行バスの人々」という小説を再制作(リメイク)した作品です。AmazonのKindleでも販売していますが、出版から長期経過していることを考慮し、ブログ上で掲載することに…

あとがき 夜行バスの人々(なろう版)

あとがき 将来は物書きになりたい。 なんでも文章で話せる人になりたい。 この小説を書いていた頃の私は、自分の将来の道をそんな風に決めていた。 あとがきでは、この小説を書くことになった経緯や、書いている時に考えていたことや当時の心境、今だからわ…

第25話 ≪ エピローグ ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第24話 ≪ 最終話(後編) ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第25話 << エピローグ >> 十二月十七日 十六時三十二分 愛知県 名古屋某所 車の走行音も人混みの喧騒もない、静寂に包まれた無人無車の街を走る、一台の車の姿があった。 それは顕示と咲の乗る車…

第24話 ≪ 最終話(後編) ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第23話 ≪ 最終話(前編) ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第24話 ≪ 最終話(後編) ≫ 向坂は言葉に迷っていた。皆が必要とするはずの車の鍵。それを持っていながら、誰にも言わずにここを出ようとする。それがもうありえない。 その警戒心が向坂を慎重に…

第23話 ≪ 最終話(前編) ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第22話 ≪ 桑部さん ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第23話 ≪ 最終話(前編) ≫ 売店を後にした顕示はバスに戻った。リュックには缶詰や干物、飲み物など、日持ちしやすい食べ物を三日分ほど詰め込んだ。 「お待たせ。こっちは準備オッケーだよ」 「私も…

第22話 ≪ 桑部さん ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第21話 ≪ パーティー ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第22話 ≪ 桑部さん ≫ 建物を後にした探検隊は、下り側サービスエリアに戻ってきた。玄関口の屋根の下で、びしょびしょに濡れたレインコートを脱ぐ。 「皆さんお疲れ様でした。一人も怪我人がでなくて…

第20話 ≪ 消失の定義2 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第19話 ≪ 顕示 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第20話 ≪ 消失の定義2 ≫ テーブルの上には、レインコートや透明傘、消毒液や絆創膏、菓子類といったポケットに入る大きさの食べ物など、〝探検グッズ〟が寄せ集められていた。医療品や食料は、上り側のサ…