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ブログ開始日 2015年12月31日
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当ブログの発達障害に関する記述は当事者の体験に基づく考察です。ご了承の上でお読みください。
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発達障害考察ブログ HYOGOKURUMI.Scribble

言葉は嘘をつきません

小説(本編)

前日譚 / 【PSO2二次創作小説】『LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2』

本編 【PSO2二次創作小説】『LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2』全話 <1> 夢 <2> アークス連盟本部 <3> エーテル <4> A廃ビル <5> エピローグ <1> 夢 ――彼女が自分の名を呼んでいた 目と目が合うと いつもの笑みを見せてくれた 後ろ手に腕を組ん…

第25話 ≪ エピローグ ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第24話 ≪ 最終話(後編) ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第25話 << エピローグ >> 十二月十七日 十六時三十二分 愛知県 名古屋某所 車の走行音も人混みの喧騒もない、静寂に包まれた無人無車の街を走る、一台の車の姿があった。 それは顕示と咲の乗る車…

第24話 ≪ 最終話(後編) ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第23話 ≪ 最終話(前編) ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第24話 ≪ 最終話(後編) ≫ 向坂は言葉に迷っていた。皆が必要とするはずの車の鍵。それを持っていながら、誰にも言わずにここを出ようとする。それがもうありえない。 その警戒心が向坂を慎重に…

第23話 ≪ 最終話(前編) ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第22話 ≪ 桑部さん ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第23話 ≪ 最終話(前編) ≫ 売店を後にした顕示はバスに戻った。リュックには缶詰や干物、飲み物など、日持ちしやすい食べ物を三日分ほど詰め込んだ。 「お待たせ。こっちは準備オッケーだよ」 「私も…

第22話 ≪ 桑部さん ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第21話 ≪ パーティー ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第22話 ≪ 桑部さん ≫ 建物を後にした探検隊は、下り側サービスエリアに戻ってきた。玄関口の屋根の下で、びしょびしょに濡れたレインコートを脱ぐ。 「皆さんお疲れ様でした。一人も怪我人がでなくて…

第20話 ≪ 消失の定義2 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第19話 ≪ 顕示 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第20話 ≪ 消失の定義2 ≫ テーブルの上には、レインコートや透明傘、消毒液や絆創膏、菓子類といったポケットに入る大きさの食べ物など、〝探検グッズ〟が寄せ集められていた。医療品や食料は、上り側のサ…

第21話 ≪ パーティー ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第20話 ≪ 消失の定義2 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第21話 ≪ パーティー ≫ 真っ先に気がつくべきだった。向坂は今までの自身の行動を振り返り、落胆した。いつでも気がつけたことだ。自分が情けなくなる。しかし、気を落としたところでなにかが変わ…

第19話 ≪ 顕示 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第18話 ≪ 探検隊 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第19話 ≪ 顕示 ≫ 話し合いが終わった後、乗客たちは手分けしてテーブルを元の配置に戻していた。顕示と咲はそのごたごたとした隙をついて、売店エリアにある従業員用ドアを通った。 「それ、なんですか?…

第18話 ≪ 探検隊 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第17話 ≪ 広野 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第18話 ≪ 探検隊 ≫ 「皆さんで、意見や希望を出し合っていく形にしたいのですが、えー……、まずは現状を再確認したいと思います。我々は今、この竜瓜山という山の中にある、竜瓜サービスエリアという所にい…

第17話 ≪ 覚悟 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第16話 ≪ 広野 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第17話 ≪ 覚悟 ≫ 携帯電話が光った途端、着信メロディが鳴り響いた。 仁村は慌てて携帯を掴み、コールを切った。 鳴った……電話が鳴った…… ちゃんと、かかるんだ…… 四人は言葉にできない動揺を、事実として…

第16話 ≪ 広野 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第15話 ≪ 普通の人 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第16話 ≪ 広野 ≫ 顕示は自販機に缶コーヒーを買いに行った。 その場で待つ咲は、自分自身に驚いていた。 どうしてこんな推測が、イメージが浮かんでしまったのだろう。普段、無意識の内に浮かぶイメー…

第15話 ≪ 普通の人 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第14話 ≪ 目撃者 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第15話 ≪ 普通の人 ≫ 高月がいた。久しぶりだな、と挨拶を交わす。 スーツを着ていることを笑われた。似合ってるだろ、と笑い返す。 東京での暮らしのことを聞かれた。いい経験になったよ、と話した―― ぼ…

第14話 ≪ 目撃者 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第13話 ≪ 吉岡と仁村 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第14話 ≪ 目撃者 ≫ 若者の大声とレストランのざわめきを耳にして、土産売り場にいた桑部はレストランに戻ってきた。乗客たちの視線は一人の若者に向けられ、凍りついたような雰囲気が漂っている。 あ…

第13話 ≪ 吉岡と仁村 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第12話 ≪ 12/16 01:40:00 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第13話 ≪ 吉岡と仁村 ≫ 目を覚ました向坂はむくりと体を起こし、寝ぼけ眼のまま辺りを見回した。談笑をする他の乗客たちの様子を目で追う内に、昨夜の記憶がぼんやりと蘇ってきた。ここはサービ…

第12話 ≪ 12/16 01:40:00 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第11話 ≪ 冗談 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第12話 ≪ 12/16 01:40:00 ≫ ほんの数秒の差だった。なにかが一つ違っていただけで、顕示たちは桑部たちと、通路で鉢合わせしていてもおかしくはなかったのだ。 「……もう大丈夫」 「はぁ、びっくりした」 顕…

第11話 ≪ 冗談 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第10話 ≪ 決別 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第11話 ≪ 冗談 ≫ 桑部と向坂は、建物の表側を見回りながら、そのまま外壁に沿って裏手にまでやってきた。 もうここに人は残っていないと諦めていたが、厨房の件が〝まだ人が残っている可能性〟を臭わせた。…

第10話 ≪ 決別 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第9話 ≪ 距離感 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第10話 ≪ 決別 ≫ 乗客たちは手分けしてブランケットを床に敷き始めた。壁沿いに一枚、一枚と黒い布が並べられる。自分もあそこで横になるのだろうか。そんな咲の不安を他所に、黙り込んでいた顕示はまた一…

第9話 ≪ 距離感 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第8話 ≪ 消滅の定義 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第9話 ≪ 距離感 ≫ 顕示と咲は、『竜瓜《りゅうその》サービスエリア』と大きく書かれた看板を目に留めつつ、前を歩く四人に続いて建物の中へ足を進めた。出入口が開放されているせいか、中も十分に暖…

第8話 ≪ 消滅の定義 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第7話 ≪ 安全性 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第8話 ≪ 消滅の定義 ≫ 「名無しさんっていう人が、たくさん書き込んでいるんですか?」 「いや、それは……名前入力欄を空欄にして書き込めばそう表示されるんだ。だから、誰が書き込んでいるのかわからない…

第7話 ≪ 安全性 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第6話 ≪ 進展 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第7話 ≪ 安全性 ≫ 桑部と向坂を除く他の乗客たちは、ここに来るまで半信半疑だったが、本当に人がいないことに戸惑いを隠せなかった。なにが起きたのか、ここにいたはずの人たちはどこへ行ってしまったか、…

第6話 ≪ 進展 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第5話 ≪ 外の情報 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第6話 ≪ 進展 ≫ バス疲れと寒さ、そして面倒に巻き込まれたという状況が、乗客たちに苛立ちを募らせていた。 「やっぱ冷えますねぇ」 「さみぃー」 「……なにがあったんでしょうね」 「バス会社絶対訴え…

第5話 ≪ 外の情報 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第4話 ≪ 自己紹介 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第5話 ≪ 外の情報 ≫ 乗客のほとんどは頻りにカーテンを開けて外をみたり、携帯電話でどこかに電話をかけていた。寝ていた者も皆目を覚まし、他人同士の会話も始まった。 「そちらも、誰もでないんですか…

第4話 ≪ 自己紹介 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第3話 ≪ 桑部と向坂 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第4話 ≪ 自己紹介 ≫ プルルルルル プルルルルル――ガチャ 十回ほどコール音を鳴らしたところで、顕示は電話を切った。 今度は別の番号を押して電話をかけてみる。 ……プルルルル プルルルル………… やはり…

第3話 ≪ 桑部と向坂 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第2話 ≪ 異変 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第3話 ≪ 桑部と向坂 ≫ 「ここ……誰もいないんでしょうか……」 「……んな馬鹿なことあるかよ」 向坂《さきさか》の言葉に、桑部《くわべ》は否定を返したが、この状況には確かな疑いを持つことができた。 桑部と…

第2話 ≪ 異変 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第1話 ≪ 出発 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第2話 ≪ 異変 ≫ 十二月十六日 午後一時三十三分 バスは静岡県にある『竜瓜《りゅうその》サービスエリア』に到着した。ほぼ予定通りの時刻だった。『竜瓜山』という山中に位置するこのサービスエリアは、百…

第1話 ≪ 出発 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

第1話 ≪ 出発 ≫ 新宿駅を正面に構えるAビルの玄関付近では、夜行バスの係員が忙しなく受付に勤しんでいた。足早に家路を急ぐ人々と車道を走る車の喧騒が行き交う中、乗客たちは寒さを堪えながらバスの到着を待っていた。 鮎山《あゆやま》顕示《けんじ》も…

<12> エピローグ / 【PSO2二次創作小説】『LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2』

前話 <11> 決着 <12> エピローグ 前日譚 あとがき 小説情報 絵師nukaさんの主な活動ページ (C)SEGA 『PHANTASY STAR ONLINE 2』 公式サイト <12> エピローグ ブラインドの隙間から明かりが漏れていた。時計を見ると十一時になろうとしていた。また、昼近く…

<11> 決着 / 【PSO2二次創作小説】『LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2』

前話 <10> 真相 <11> 決着 次話 小説情報 絵師nukaさんの主な活動ページ (C)SEGA 『PHANTASY STAR ONLINE 2』 公式サイト <11> 決着 生身の人間と覚醒したエーテル――勝負にもならないはずだった。 しかし、クルードはまるでゴムボールでもキャッチするかの…

<10> 真相 / 【PSO2二次創作小説】『LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2』

前話 <9> 本音 <10> 真相 次話 小説情報 絵師nukaさんの主な活動ページ (C)SEGA 『PHANTASY STAR ONLINE 2』 公式サイト <10> 真相 クルードの院長室までやってきたエーテルは、キャビネットの書類や引き出しの中をくまなく調査し、誘拐や襲撃事件に繋がる…

<9> 本音 / 【PSO2二次創作小説】『LOST MEMORY -PHANTASY STAR ONLINE 2』

前話 <8> 手帳 <9> 本音 次話 小説情報 絵師nukaさんの主な活動ページ (C)SEGA 『PHANTASY STAR ONLINE 2』 公式サイト <9> 本音 バーを後にしたエーテルは急くように自室へ戻った。そして、デスクの引き出しの奥底からスノゥの手帳を取り出し、あるページ…