心理校閲
「はじめに」の改稿が落ち着いてきたのでそろそろ話を進めようと思う。ただ、時間がなくて本が読めないので自分の話をしよう。 人に心が読まれている感覚 人に心が読まれている感覚 最初にこの感覚に見舞われたのは高校1年生の時だ。クラスメイトと雑談をし…
先日告知した通り、平極ルミは「発達障害と犯罪心理」と向き合う活動をします。念のために「心理校閲」のカテゴリとします。今回はタイトル通り、その目的と基準にする持論の整理をします。 目的 基準にする持論 発達障害の状態と境遇 定型発達(普通の人)…
昨今、「ライフハック」という単語が発達障害の界隈でも使われるようになりましたが、私はその流行にあまりいい印象を持っていません。ハックネタが増えすぎて質が落ちたせいもあると思うのですが、「テレビを叩いて直す」といった問題の先送りに近い印象が…
当ブログではこれまで発達障害症状の考察と改善法をメインに、活動の後期では改善後の予防について語ってきました。現在の私は症状を改善した状態で、症状の予防を意識しながら平穏な生活を送っています。発達障害のことを日常の中で意識することはほとんど…
発達障害の特性を自分で考えたり人に説明する時には、昔からパソコンや車など別のものに例えられることがありました。中枢神経や脳の働き方など医学知識ベースの説明からでは、日常の困難との因果関係が想像しにくいからです。脳のドーパミンのなんとかと、…
来未炳吾の活動終了に伴い、ここ最近は未発表だった話の記事化に勤しんでいるのですが、全体を振り返ってみるた、心理校閲系の記事がなんとなく中途半端になってると思えました。 というわけで、心理校閲の話の中でも特に大事な持論である「感情は波の性質を…
今回は大人の発達障害の症状を改善した後の境遇について話します。これまでの発達障害考察記事の中でも話してきたことですが、本題ではないところだったこともあり、詳しく記述する機会がありませんでした。 ほとんどの人にとっては未知の領域の話だと思いま…
発達障害の症状を改善できた私はいま、とても平穏に暮らしている。20代の頃は考えられなかった生活だ。 この日常の中で、ふと思った疑問がある。 私はなぜ、「オフィス業務のことを、誰でもできる普通の仕事だと思い込んでいたのだろうか?」という疑問だ。 …
今回の記事は、以前より当ブログ上で考察を進めてきた「発達障害×依存」の話の要約版です。この考察も一区切りできるところまで言語化できたと思えたので、ここらで一度まとめようと思います。 追記 2021/01/11 本記事は考察本1及び考察本2をKDPセレクトへ…
5月3日の今日、朝起きてアクセス数を確認したら、100万PVを突破していました。下記がブログのステータス状況です。参考までに。 『【4/21更新】来未炳吾の今後の活動について』でもお伝えした通り、来未炳吾の活動的には終了に向かっているのですが、今回は1…
『発達障害考察本』は症状の改善方法を記したものですが、その元記事である発達障害攻略マニュアルには、改善法だけではなく、発達障害の発症要因や依存との関係、この社会の性質についても触れています。その部分は、考察本には含めませんでした。 発症要因…
あぶり出し型脳に関する情報を読むために御アクセスされた方は、必ず下記記事からお読みください。 重要:19/6/6:記事のタイトルを変更しました。 6/5迄 :発達障害を体験する記事――真面目なのに仕事の習得ができない人の感覚 6/6以降:発達障害特徴の克服…
ポートフォリオサイトでひっそりと募集していた心理校閲相談ですが、『多忙の為に現在は募集を行っておりません』から、『終了』とします。 こちらは本当はNPO活動の中で実施する予定だった相談活動だったのですが、いろいろあってNPO理事を辞任したことによ…
今回は、生き辛い界隈に言及する活動を始めないことにした理由をお話しします。 現時点で非公開設定にしている記事の内容に触れる為、私のブログを読んでくださってる人向けの記事とします。 発達障害攻略マニュアルを書き終えた私は、自分が向き合っていた…
私が中学生の頃、自営で飲食店のコックを勤める父が、胆石をとる手術で入院した。 手術は成功し、順調に回復して仕事にも復帰したのだが、入院生活によって体力が落ちたせいで、店を早めに閉める日が続いた。売り上げも落ちた。 そんな時に、我が家に現れた…
本マニュアルは、中学2年生の時に障害特徴を自覚し、31歳の時に発達障害に分類されるアスペルガー障害の診断を受けた来未炳吾が、その半生の中で会得した発達障害特徴に関する考察から克服術までを言語化したものです。 このマニュアルを作ろうと心に決めた…
少し前から発達障害の総集編的な記事の制作に着手した。だから最近は昔のことをよく振り返る。特に父のことを思い出そうとしてしまうのだが、それは今更になって、ようやく父の異常性が認識できるようになったからだ。 父は創価学会員だった。母も父の影響で…
気づきの経緯 気づきの経緯 私はいま仕事で警備士をしている。自宅ではなく本物の方だぞ。 で、日々の報告書を作成する際に、自分の名前やら、現場の名称など、いつも決まった言葉を書く。 同じ内容の文字を何度も書いているのに、いつも綺麗に書けなかった…
あぶり出し型脳に関する情報を読むために御アクセスされた方は、必ず下記記事からお読みください。 今回は頭の使い方に関する、ある気づきのお話です。 この気づきは、昨年ある職場で勤めていた時の体験から得られたことで、それから一年経った今も日常の中…
今回は情報共有の認識、その感覚の違いに関して、私自身の気づきをまとめた記事です。お仕事では情報共有が如何に正確迅速に行えるかが要となるわけですが、その感覚に種類があることに気が付いたのです。 今回は要点のみ、短めにいきますよ! シンクロ型 iT…
発達障害の認知度が高まった今なら、「天才といわれている過去の偉人は発達障害だった!?」なんて話題を一度くらいは聞いたことがあると思います。 常人離れしている人格や、何らかの功績や能力がある人に向けられることが多い話題で、現代社会に生きる著名…
「自殺願望」という言葉がある。借金苦や病気、人間関係など、解決できない問題から逃れる為に、死を望んでいる状態の時に言葉だ。そういう目的意識はなく、ただ漠然と死にたいと願う気持ちを「希死念慮」という。 私もこれまでの人生の中で幾度となく味わっ…
※本記事は『無理解の尻尾をつかむーー「発展障害」に陥った日本を救う唯一の方法』の後編です。このページから開いた方は先に下記前編からお読みくださいm(_ _)m 前編では、発達障害が言葉の中毒による二次障害である仮説から話を始めました。その話を基に、…
今回は障害者の界隈でも使われることのある「無理解」という言葉と、この社会の生き辛さ、その解明に通じる記事を書きます。 障害界隈での「無理解」という言葉は、障害当事者の特徴やその事情について、理解する意識をもたないまま生きている人や、無自覚の…
小学生の頃、私には好きな女の子が何人もいた。一番多い時で同時に5人いたと思う。みんな可愛い子だった。 その惚れやすい性格は中学生になっても変わらなかった。好きな気持ちを隠す為に、相手にちょっかいを出したがる性格も成長していなかった。掃除の時…
朝の出勤中、電車の中でツイッターを見ていると、鬱病で死にたい、というツイートが目に止まった。その人のエピソードのことはなにも知らないが、私はその時、強烈な既視感を覚えてしまった。スロットがやめられなくて、何度も死にたいと思ったあの日々だ。 …
⇒【前編】http://hyogokurumi.hatenablog.com/entry/2017/07/19/221852 ⇒【中編】http://hyogokurumi.hatenablog.com/entry/2017/07/23/215727 前編と中編を通して、私のいじめに関するエピソードを話した。 前編のAちゃんは「遊びの悪化」、中編の私の場合…
⇒【前編】http://hyogokurumi.hatenablog.com/entry/2017/07/19/221852 中学生の頃にいじめられた話 一回目の学級会 二回目の学級会 二年生 友達まで おかしいのは私だった 【後編】いじめは「いじめた方が悪い」だけで終わらせてはいけない理由 関連 中学生…
今年も夏がやってくる。いじめられている者にとってこの長期連休は、一時の休息というだけではなく、学校を辞めたいという気持ちが強まったり、自殺のことを調べたり、実際に決行しちゃったりもする、運命の分かれ道に行き当たる時と言っても過言ではない、…
ちょっと前に、ツイッターでこのクイズに関する回答を集めてみました。 これは心の理論に関するクイズで、自閉症や発達障害の考え方を説明する際に用いられることがあります。私は10年程前に発達障害のことをネットで調べていた時に、どこかのサイトで知りま…