発達障害考察
昨今、「ライフハック」という単語が発達障害の界隈でも使われるようになりましたが、私はその流行にあまりいい印象を持っていません。ハックネタが増えすぎて質が落ちたせいもあると思うのですが、「テレビを叩いて直す」といった問題の先送りに近い印象が…
当ブログではこれまで発達障害症状の考察と改善法をメインに、活動の後期では改善後の予防について語ってきました。現在の私は症状を改善した状態で、症状の予防を意識しながら平穏な生活を送っています。発達障害のことを日常の中で意識することはほとんど…
発達障害の特性を自分で考えたり人に説明する時には、昔からパソコンや車など別のものに例えられることがありました。中枢神経や脳の働き方など医学知識ベースの説明からでは、日常の困難との因果関係が想像しにくいからです。脳のドーパミンのなんとかと、…
元記事 言及まとめ あぶり出し型脳の改善法 更にその後の考察 あぶり出し型脳の現在 2020/6/13~ 書籍紹介 お問合せ あぶり出し型脳の言及記事や使用に関して、こちらの記事でまとめます。 元記事 前編と後編があります。 言及まとめ togetterに作成した言及…
発達障害をゲームで治療するという話、小出しレベルの報道も含めれば結構前からあったんですが、臨床試験上でも結果を出せているという報道が出て、また注目が高まっていますね。 こういうの、私はアリだと思っています。それは私自身が提唱している発達障害…
来未炳吾の活動終了に伴い、ここ最近は未発表だった話の記事化に勤しんでいるのですが、全体を振り返ってみるた、心理校閲系の記事がなんとなく中途半端になってると思えました。 というわけで、心理校閲の話の中でも特に大事な持論である「感情は波の性質を…
今回は大人の発達障害の症状を改善した後の境遇について話します。これまでの発達障害考察記事の中でも話してきたことですが、本題ではないところだったこともあり、詳しく記述する機会がありませんでした。 ほとんどの人にとっては未知の領域の話だと思いま…
今回の記事は、以前より当ブログ上で考察を進めてきた「発達障害×依存」の話の要約版です。この考察も一区切りできるところまで言語化できたと思えたので、ここらで一度まとめようと思います。 追記 2021/01/11 本記事は考察本1及び考察本2をKDPセレクトへ…
パソコンの整理をしていたら2013年に『小説家になろう』に掲載した『若者や社会人が発達障害かな?と思ったら読むところ』と、読者からいただいた感想のバックアップデーターが出てきたので、資料的役割としてブログで紹介しようと思います。 掲載当時のステ…
5月3日の今日、朝起きてアクセス数を確認したら、100万PVを突破していました。下記がブログのステータス状況です。参考までに。 『【4/21更新】来未炳吾の今後の活動について』でもお伝えした通り、来未炳吾の活動的には終了に向かっているのですが、今回は1…
『発達障害考察本』は症状の改善方法を記したものですが、その元記事である発達障害攻略マニュアルには、改善法だけではなく、発達障害の発症要因や依存との関係、この社会の性質についても触れています。その部分は、考察本には含めませんでした。 発症要因…
あとがき 将来は物書きになりたい。 なんでも文章で話せる人になりたい。 この小説を書いていた頃の私は、自分の将来の道をそんな風に決めていた。 あとがきでは、この小説を書くことになった経緯や、書いている時に考えていたことや当時の心境、今だからわ…
最近Twitterで『発達女性×結婚』(発達女性 結婚 - Twitter Search)の話がちょっと話題らしいので、結婚6年目のアスペルガー(自閉症スペクトラム)旦那が、この6年の間に妻にかけた迷惑や改善できた話を書きます。わりと需要ある話題のようです。 『発達男…
昨年12月に扶桑社から出版された姫野桂さん著「発達障害グレーゾーン (SPA!BOOKS新書)」が話題になり、同タイトルの「発達障害グレーゾーン」というワードがトレンド入りしそうな勢いで話題ですね。 私も31歳で診断を受けるまでグレーゾーンの立場…
最近、発達障害を治す、治せないに関する他の人の書き込みを検索して読んでいる。 治せると思う、治せると言い張る、漢方を推奨する、脳の障害、または先天性だから治せない……と、どっちの意見にも具体性のない書き込みばかりがヒットする。 私は「治せる」…
私が発達障害を治せるものと考えている理由について、過去を振り返りながらフラグとなるエピソードを中心に書いていこうと思います。 まともに書くと書籍レベルの文章量になるのでフラグ部分が伝わる内容のみとご認識ください。 追記 2021/01/11 本記事は考…
重要:19/6/6:記事のタイトルを変更しました。 6/5迄 :発達障害を体験する記事――真面目なのに仕事の習得ができない人の感覚 6/6以降:発達障害特徴の克服その3『仕事の習得困難はこう治せ!』 今回は、『真面目なのに仕事の習得ができない人の感覚』を体…
本記事は18年6月に掲載した発達障害攻略マニュアルを要約した補足的な記事です。 発達障害の認知度は年々向上し、私が発達障害を知った15年ほど前に比べて比較的、診察も受けやすくなりました。 しかし私のようにグレーゾーン時代が長すぎたなどの理由…
今回は、私が発達障害と依存症を関連付けて考えている理由をまとめてお伝えする記事です。 以前も「発達障害×中毒」の話のまとめ という記事を書きましたが、その後、発達障害攻略マニュアル等の考察記事を執筆していく中で、この依存に対する考え方も発展し…
本マニュアルは、中学2年生の時に障害特徴を自覚し、31歳の時に発達障害に分類されるアスペルガー障害の診断を受けた来未炳吾が、その半生の中で会得した発達障害特徴に関する考察から克服術までを言語化したものです。 このマニュアルを作ろうと心に決めた…
2018年4月から、改正障害者雇用促進法が施行される。この改正によって新たな決まりが色々と加わるわけだが、注目すべきは「身体障害者と知的障害者」のみだった雇用義務対象に「精神障害者」が加わることだ。この精神障害者の枠の中には昨今話題の「発達障害…
今回は頭の使い方に関する、ある気づきのお話です。 この気づきは、昨年ある職場で勤めていた時の体験から得られたことで、それから一年経った今も日常の中で意識することが多く、言語化して広く共有する価値があると思い、記事を書くことにしました。 追記 …
警備士になってから今月で一年になる。今日まで特に問題なく勤めることができた。どこで働いても適応できなかったこれまでの人生がなんだったのかと思えるほど、この仕事は私に合っている。 なぜこんなにも適応できちゃってるのか、今日まで考えて続けてきた…
発達障害の症状は治せない、という認識が広く定着しているが、私はその定説を懐疑的に受け止めている。障害特徴としてよく挙げられるケアレスミスやコミュニケーション難について、私自身は改善できたと自負しているからだ。 社会性の低さや物事の習得困難と…
精神障害なんて、ない。 発達障害なんて、ない。 この界隈にいると時折そういう言葉を耳にする。障害の診断を受けている当事者自身がそう言っていることもあるし、当事者の家族や支援者側が言っていることもある。 その障害の何がないと言いたいのか、よくよ…
前編では発達障害の定義の設定から始め、先天性について考えをまとめました。ここから来た人はまず下記前編をお読みください。 後編では、後天性の発症原因について考えていきます 追記 2021/01/11 本記事は考察本1及び考察本2をKDPセレクトへ登録する為に…
発達障害の発症原因について、自分の今の考えを記事にしてまとめようと思います。発達障害のことに詳しくない人でも内容が理解できるように書きます! 追記 2021/01/11 本記事は考察本1及び考察本2をKDPセレクトへ登録する為に、非公開とします。非公開中…
先日、バイキングという番組で発達障害のことが伝えられたそうなのですが、その内容に問題があると、いまちょっとした炎上が起きています。 私はその番組を見ていないのですが、まとめサイトで大体の内容を知ることができました。 とりあえず、このまとめの…
本記事は読んではいけない記事です。 貴方が今の意識のままで人生を歩んでいきたいと思うのであれば、読まないでください。 自己責任でお読みください。 追記 2021/01/11 本記事は考察本1及び考察本2をKDPセレクトへ登録する為に、非公開とします。非公開…
最近、気になっていることがある。厳密にはずっと前から思っていたことなのだが、先日、パチスロ中毒記事の最終回を書いていて、確信めいたものが固まったというかなんというか。ともかく、ググってもでてこないし、他の発達当事者から似た話を聞いたことも…