例えば、リビングのソファでコーヒーを飲みながら、昨日の事を考えてみる。洗濯や掃除といった日常の事、夕食のメニューが思い出せないといった些細な事、嫁との何気ない雑談……などなど、あれこれと指定をしなければ「昨日の事」の条件でひっかかる記憶たちが、ランダムに浮かんでは消えてゆく。
そうしている内に自分の反省点を見つける事もあるかもしれない。その後で、次からは、あるいは、明日からはこうしようと、自己を改める事だってあるだろう。
このように、記憶や知識を頼りに、頭の中で新しいイメージを生産する事を、私たちは「考える」と呼んでいる。
私はこれができるようになった瞬間の事を覚えている。
今回はその時のエピソードを語ろうと思う。

追記 2021/01/11
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