発達障害の症状は治せない、という認識が広く定着しているが、私はその定説を懐疑的に受け止めている。障害特徴としてよく挙げられるケアレスミスやコミュニケーション難について、私自身は改善できたと自負しているからだ。
社会性の低さや物事の習得困難といった特徴は残っているものの、それらは障害特徴ではなく人生の結果だと考えている。つまり私は「自分の発達障害を治した」と認識している。
今回の記事では、この発達障害の原因と治し方に関する考え方を語ろうと思う。
特に、言葉や知能に遅れはなく、見た目も喋り方も健常者だが、不注意や多動、コミュ障や習得困難といった発達障害あるあるの症状に悩まされているという人は、診断の有無問わずぜひ読んでほしい。
発達障害は未だ先天性説が根強く浸透している。虐待や機能不全家族の環境で育てられた場合でも、発達障害と同様の症状が表れることが確認されているが、それは発達障害とは言わないらしい。でも、同様の症状が子供の頃から続いてるぽかったら発達障害の診断を受けることになるのが当事者の現実である。
私は当事者の何割かは今回の記事で語るケースに当てはまると考えている。
追記 2021/01/11
本記事は考察本1及び考察本2をKDPセレクトへ登録する為に、非公開とします。非公開中はブログ上でお読みいただくことはできませんが、上記Kindle本をKDPセレクト登録したことにより、読者さまはKindleUnlimitedサービスを利用して、無料でお読みいただくことができます。
KU化に関する詳細は下記の記事をご確認ください。