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言葉は嘘をつきません

ビジネスマンと発達障害者の類似点について語る――「仕事人間」が家族を苦しめる謎の正体


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 発達障害の認知度が高まった今なら、「天才といわれている過去の偉人は発達障害だった!?」なんて話題を一度くらいは聞いたことがあると思います。

 常人離れしている人格や、何らかの功績や能力がある人に向けられることが多い話題で、現代社会に生きる著名な実業家や経営者(以下、ビジネスマン)たちも、そういう話題に上がることがありますよね。

 診断は受けていないけど、発達障害を感じざるを得ない存在たち。一体どういうところに類似点があるのでしょうか?

 というわけで今回は、ビジネスマンと発達障害者の類似点について語ろうと思います。

 特に、婚活中の女性や、発達障害っぽい仕事人間の夫に苦しむ奥様はぜひお読みくださいね。

発達障害を感じやすい場面

 身近な人から発達障害を感じやすい場面といえば、やはり意思疎通の瞬間でしょう。同じ言語で普通にやりとりしているだけなのになぜかズレたり、話すことがいつも自分本位だったりすると、人はそこに発達障害を感じます。それは発達障害の代表的存在に、社会性の低さやコミュニケーションの偏りを特徴とするアスペルガー障害が君臨しているからですね。

 ではまず、何がどうであれば普通の意思疎通と言えるのか。そこから話していきましょう。

普通の意思疎通

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 同じ世界、同じ社会で生きていても、自分の認識、つまり自分の現実と、相手の現実はどこかが違うかもしれません。そのずれを解消する為にも、主に「会話」という意思疎通の手段を通して共通認識を確認し合い、時に作り合い、そうして自分と相手の間にできた「3つ目の現実」を基準に意思疎通を交わしていく、これが普通のコミュニケーションです。

異常な意思疎通

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  異常な意思疎通とはこのように、自分の現実感だけでコミュニケーションをとる場合です。

 上記の図は「A視点」としました。なんとAさんは、自分のみてる現実が他の人も見ている現実だと思い込んでいるのです。Bさんと一緒に同じパズルを組み立てている感覚です。

 Bさんの頭の上からも現実Aに向かって矢印が出ていますが、これはAさんの思い込みです。だからAさんには、会話を通して相手と一緒に共通認識を作り合うという感覚がありません。現実は共通認識であることがディフォです。

 対してBさんは、(上記図で表せられませんでしたが)前項の「普通の意思疎通」の感覚で会話をしています。だから時折違和感を感じて、頭に「?」を浮かべています。それでも、自分の現実だけで会話をしているAさんと会話ができてしまっている為に、違和感の正体がなかなかつかめません。

 Bさんは思いました。「なんだろう、この人の会話はどこか変、自分本位な言い方ばかりだ。こういうのが発達障害のアスペなのかな?と。

ビジネスマンの思考回路

 では本題に進みます。

 実はビジネスマンの思考回路も、「異常な意思疎通」の図と同じなんです。

仕事を考える時

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 Aさんはビジネスマンだとします。

 いま、お金儲けの為に新しい仕事を考えています。

 つまり「Aだけの現実」を作っているわけです。

雇った人に仕事を説明する時

 こうして考えた「自分だけの現実」を、雇った人に説明したり指示する時は、このようになります。

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  仕事のことはAの頭の中にしかないので、雇われたBさんは会話を通して、Aの現実を想像するしかありません。 

 このままでは前項で説明した「異常な意思疎通」と同じで、Bさんは理解するのが大変です。

 だからここで通常は「普通の意思疎通」を取り入れながら説明します。そして最終的にはAが考えた仕事が「共通認識」になることが目標です。 

仕事人間の思考回路

 ……ではもし、Aの感覚が「異常な意思疎通」のまま説明や指示が進んだら、どうなるでしょうか? 共通認識を作り合う間は無く、Bの理解度は考慮されないまま、Aの自分本位な判断で話が勝手に始まって、勝手に終わるのです。

 そしてBは、わかったようかわからないような感じで、とりあえず仕事に取り掛かります。聞き返すより、やった方が早いかもしれません。それで仕事ができればいいですが、やっぱり上手くできないかもしれません。

 Aは、ちゃんと説明したはずなのに、仕事が理解できていないBをみて、「この人はどこか変だ、いま話題の発達障害かもしれない」などと思うかもしれません。

 

 思考回路が多動的で24時間いつも仕事のことを考えている「仕事人間タイプ」の人は、まさにそういうタイプが多いと言えるでしょうね。仕事のことしか頭にない熱血上司からブラック臭が漂う理由がこれです(笑)

 一つの現実しか理解できない感覚のまま、仕事を基準に自分や部下の行動を決めているんです。だから部下に仕事を指示する時も、部下がその仕事を「できるか、できないか」とは考えません。「できない」は想定外なんです。

 例えるなら、貴方と一緒に同じパズルをする相手が、「どうすればいいかわからない」と言ったら、疑問に思いますよね。パズルは目の前にあるのに、ピースをつかんでどの場所か探せばいいのに、どうしてそれができないんだ? と思いますよね。それと同じです。

 

 このタイプは、仕事としてそうしているのではなく人格がそうだから、家にいるプライベートな時も、ずっと自分の現実でしか物事を考えることができません。

 自分は仕事を考えて部下たちに指示をだして大きなお金を動かしています。部下たちが業務をしている間、自分は社会勉強をしたり、社交性を高めたり、もっと仕事を作るためにビジネスマン同士でどんどん交流を広げていきます。お互いを認め合って評価し合って褒め合う、共感主体の会話です。だから自分の認識がおかしいと思う機会がありません。

 しかもビジネスマンの仕事はただの会話がメインです。自分のしていることは誰にでも出来ることだと思っています。だから家族と意思疎通が噛み合わなくても、「普通はわかることがわからない様子」にみえてしまうんです。それなのに、家族は自分の方がおかしいと言ってくるので、自分に対する嫌がらせだと思えてしまうんです。

 こうして「仕事人間の夫から四六時中、DVを受けたりマウンティングを受け続ける悲惨な妻」という境遇が作られるのです

 

「お前はどうしてわからないんだ! 俺を怒らせるな!」

 

現実は1つじゃない

 世の中には、自分の現実しか認識できない人がいます。かくいう私も、昔はそうでした。空気が読めない言動をしてしまったり、コミュケーションで相手を困らせてしまったり。あの頃は自分のみている現実と、みんなが見ている現実が違うだなんて、思いもしませんでした。

 いや、気が付きようがない、と言った方がいいかもしれません。

 私は、自分と意思疎通がぜんぜんできない人との交流を通して、幸運にもこの事実に気が付くことができました。最初は相手の方が狂っていると思えたのですが、ちゃんと話を聞いていくと、それがその人の現実であることがわかったのです。

 それからいつも、相手との現実の違いを心がけることで、他人とのコミュニケーションが比べ物にならないほど円滑にできるようになったのです。

 

 この「自分の現実しか見えていない=発達障害感がある」という点においては、「仕事を頑張っている人もその状態に陥りやすい」というのが今回の記事のお話です。

 上手く伝わったでしょうか? 

 

 結婚相手を探している人は、今回の記事を少し覚えておくと、どこかで得をするかもしれません。夫婦円満で幸せな家庭を望むなら、ビジネスマンタイプで賢そうで年収が高い相手は警戒対象であると言えますね。もちろんビジネスマンの全てがそうだとは言いません。……でもまぁ、逆にお金だけで良いなら、最適な相手と言えるかもしれませんね(笑)

 

 一つの現実しかない世界とは、みんなが一列に並んでいる世界です。人間同士で、優劣や上下関係が、簡単に作られていってしまう世界なんです。

 一つの現実しか見えない人の認識が、社会のスタンダートになっていて、周りの現実認識さえも一つだけにしてしまっている。

 それがいまの社会です。

 だからみんなが生き辛いんです。

 

 自分と相手、それぞれの現実。

 そして、互いの間に作られる2人の現実。

 そこに2人の人間がいれば、最低でも3つの現実が生まれるのです。 

 その3つの現実が認識できなければ、その関係は長続きしないでしょう。

 

 今回の記事が良き人生をつくるヒントになれば幸いです。

 読了ありがとうございましたm(_ _)m

 読後のアンケートにもぜひご参加ください。

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