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空のとびかたプロジェクト 活動を終えて その2


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 その2では活動や制作の裏事情について語ろうと思う。特に映画の出来栄えについては、気になった人もいるだろうから、その点を中心に話そうと思う。

映画と活動について

 空とび活動の以前にも、私は主にネット上で色んな活動を行ってきた。例えば小説を中心とした創作活動がそうだし、人間関係の訓練で始めたネットゲームの世界では、ゲーム内でお店を開いて、ロールプレイの延長で従業員を雇ったこともある。

 私の取り組みはプロ活動ではないから、ある一面では遊びという側面があったことも否定はしないが、全ては自分の発達障害特徴や、生きづらい境遇からの脱出と、自分の能力アップの為に、日常の中でできることをみつけて、コツコツとやってきたことだ。

 空とびの映画制作もその点では同じだが、今回は明確に違う点がある。それは、自分だけではなく、協力者のリアルの姿を巻き込むということだ。だから必ず成功させて、完成まで到達しなければならない。それが代表の任を持つ者の使命だと考えた。

 その使命を全うする上で、最初に話したこれまでの経験が活きてくるのだ。

 私の活動は、所詮は日常の合間に行われるものであり、日常あっての活動なのだ。だからいつどんな時でも日常を最優先に考えることにした。疲労を感じた時は手をつけない、日常の維持で課題が生じた時は、活動を止めてそっちをなんとかする、ということだ。
 
 活動と制作、その成果については、最低ラインと最高ラインを設定した。思うように作れなかったとしても最低ラインだけは満たす、それをもって完成だと言えれば良いと、考えたのである。

 映画制作に着手する前の広告期間では、なるべく多くの人に知ってもらえることをテーマとして、活動サイトの運営を中心に活動しながら、更新情報をTwitterで流しまくった。Facebookとも設定で連携させ、常に同じ情報を告知し続けた。

 サイトのコンテンツは毎日更新するスタンスではなく、放置型のコンテンツを中心に揃えることにした。毎日更新するような時間はとれないからだ。あまり育たなかったので終了させたコンテンツもあるが、最終的には、投稿されたインタビューの掲載、アンケートの結果、漫画とイラストがサブコンテンツとして残った。漫画とイラストは妻からの納品待ちで、他のコンテンツは窓口だけ作ってあとは投稿されるのを待つだけでよかった。私はメインコンテンツである動画の制作にほぼ専念することができた。

 

 映画の方も考え方は同じだ。活動を始める前に創作活動の方でPV動画を制作した。その制作で映画制作で使用する動画アプリの検討や、使い方を覚えた。

 活動が始まった後も、映画制作本番の前に、いくつかの動画を制作した。全ての機能を試した上で、最低ラインと最高ラインが見えてきた。

 最低ラインは、必要な映像だけで編集されており、タイトルとエンディングがある映像とした。完成版として公開したものがそれである。

 つまり公開したものは最低ラインのものなのだが、なぜそれ以上の要素を盛り込めなかったのかというと、制作中にアプリが頻繁に落ちたせいである。それは、PVやサイトコンテンツ用の動画を制作していた時には起きなかった現象だった。

 原因は、撮影した未加工の映像時間が長すぎる為に処理が重くなってアプリが落ちてしまうと考えた。たしかに1時間や2時間の動画を1つの制作データーにいくつも入れた編集作業をしたことはなかった。

 しかもアプリが落ちた時に生じる現象が厄介で、編集中の映像データーのどこかの音だけが消えるというものだった。再生してみないとどこの音が消えたのかがわからない。アプリが落ちた後はどこかのタイミングで音が消えた箇所の特定作業をしなければならず、制作作業の妨げになっていた。
 
 これを回避するには一回で制作する映像の長さを短くし、処理が重くならないようにするしかなかった。だから、必要な映像を切り貼りするだけで、会話の字幕やエフェクト効果といった映像処理まで、辿り着けなかったのである。

 一度完成させた映像に後からつける、という方法も考えたが、字幕や効果音やエフェクトは映像以上のイベント数になり、使用感から推測して、またアプリが落ちることが考えられたので、活動内の制作ではそこまで着手しないことにした、というわけだ。

 もし大きく話題になってディスク版などを制作することになったら、その時はパソコンの方で完全版を制作することにした。

 こうして無事に、映画の映像は最低ラインではあるものの、完成と言える状態まで辿り着くことができたのである。

 プロ活動ではない、日常あっての活動では、ちょっとしたアクシデントでも、窮地に追い込まれることがある。それは制作に着手できる時や選択肢が限られているからだ。その際の混乱を解消するだけでも数時間〜数日が潰れてしまうことがある。

 私はその課題を、成果の最低と最高のラインを設定しておくことで、時間を取られずに方向を切り替えるだけで解決することができた。活動と映画制作を振り返って、自分が一番よくできたと思うところはそこだと思う。最低ラインを決めていたから、完成まで辿り着けた。今までの経験がなければ思いつけなかったことだ。

 

 映画にまた挑戦するかどうかはわからないけど、私はいつか、完成時に「最高ラインだ」と言えるものが創りたいとは思っている。