HyogoKurumi.Scribble

言葉は嘘をつきません

空のとびかたプロジェクト 活動を終えて その3


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 成人発達障害へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 自閉症スペクトラムへ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害グレーゾーンへ

↓↓↓CLICK HERE↓↓↓
【図解】発達障害攻略マニュアル――生き辛い境遇からの脱出
↑↑↑緊急告知↑↑↑

 その3ではオフ会について、特に印象に残ってるエピソードについて語ろうと思う。

オフ会

 オフ会は活動の中で、映画制作の協力者たちとのやりとりを除けば、一番気を使った部分だと言える。
 気楽に過ごしてほしいという気持ちから、オフ会会場の利用方法に関するルールは設けたが、コミュニケーション面に関する細かいルールは設けなかった。

熱いトーク

 気になることは3回目に起きた。とても熱く語る人がいたのだ。他の参加者の考え方にビシバシと指摘するその様は、相手の返答を想定しながらやりとり進める、議論やディベートに近い話し方だった。

 それがダメというわけでもない。したい人はすればいいし、何よりも、生きづらい境遇だからこそ問われることだ。場に釣り合わない話というわけでもない。

 でもなにかを見落としている。とは感じたものの、明確な答えが出せないままオフ会は終わった。

 そのことでしばらく考え込んだ。どうすればよかったのか。これだと思える答えが作れたのは第4回オフ会の前に開催した、ダーツイベントがきっかけだった。第2回から続けて参加してくれた人がいて、その人がまたえらい遠くから来てくれる人だった。

 遠方から来てるというだけでもかなり疲れるはずで、その時はしかも、体を使うダーツで遊ぶイベントだ。ハードなスポーツではないにしろ、休みながら遊ぶ感じにしなきゃなぁと思ってた時に、第3回の時に感じたモヤモヤの霧が晴れてくれた。

 第3回の時も、すごく遠くから新幹線や夜行バスに乗って来てくれた人がいた。そしてオフ会では知らない人たちを気を使いながら会話する。しかも発達障害の人たちが苦手としやすい、多人数の場だ。

 自分以外の当事者とお喋りできるのは、楽しいひと時であることに違いはないが、同時にとても疲れるはず。

 熱いトークというのは、その上でさらに疲れてしまう会話ということになるのではないだろうか。

 そこまで思った上で、自分の開催するオフ会とは相性の悪いジャンルだということが明確に感じ取れた。だから第4回からは、参加者の多くが、日常の中や長距離の移動で、とても疲れていることを最大限意識してもらうようお願いした。

 第3回の時も同じことが言えていればよかったのだが、あの時はわからなかった。でもその体験を通してわかったことなのだから、とても意味のあるオフ会だったと思っている。

やらなかった最後のオフ会

 もう一つ、オフ会の開催にあたって、自分が悩んだことを話そう。
 それが、やらなかった最後のオフ会のことだ。

 映画制作に本格的に着手した2月頃、映画の公開前には試写会イベントと合わせて、最後のオフ会を開催しようと考えていた。病気の件を考えるとどの道開催はできなかったと思えるが、そうだと決まるまでの間は、オフ会の内容を考えていた。そして考えた末に、やらないことにしたのだ。

 なぜ、やらないことにしたのか。それは私が、参加に当たって生じる移動や費用などの労力に釣り合うものを、提供できないと判断したからだ。

 やるならこれ、と考えた最後のオフ会のプランは、午前中に上野から秋葉原まで練り歩く感じで、途中の御徒町エリアで立ち寄る「2K540」が目玉だった。それをお昼頃まで行い、昼食後に時間を開けてから、午後の部で試写会を開催するというプログラムだった。

 自分のオフ会には遠くから来てくれる人がいて、せっかく東京に来るのだから、素敵なところを紹介したいという気持ちを込めて考えた内容だった。

 でも一旦そう決めてから改めて考え直して見ると、これでは釣り合わないと思えてならなかった。その人たちは楽しんでくれるとしても、私が納得できないと思えた。

 遠くから来てくれる。それは嬉しい。
 でも「遠くからでも来てしまう」という、自分の意識につくられたひっかかりがどうしても拭えなかった。

 解決するには、移動の労力に見合うプロジェクトを考えるしかない。それができないなら、自分のイベントの満足度に釣り合うと思える範囲に参加者の住んでる地域を絞り込むとか。

 考えて考えた末に、やらないことにした。必要性がみえなくなった。こんなんだったら、何もやらずに余力を貯めて、映画公開後、大きく話題になるほどの成功があった時に、お祝いのパーティーという名目でオフ会を開いた方が良いと思った。

 それは応援してくれている人の望んでいたことと違う感情だったかもしれないけど、今振り返ってもやらなくてよかったと思っている。他にも素敵な活動はいっぱいあるはずだし、なんとかして自分のところに来てもらいたがってるようなカラーも出さずに済んだ。それは私の本意ではないので。


 活動を終えて、特に振り返ることの多かったことを、その1からその3まで続けて書いた。活動のことがまとめて整理できたので、ある程度時間の自由が効いた入院中という期間があってよかったと思う。

 他、細々としたことはまだ別の機会があれば書こうと思う。映画の再生数が万単位いったら完全読本みたいなの執筆しようと思ってたんだけどさ、それは今のところ、遥か遠い空の話である。