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言葉は嘘をつきません

ゲップランドの件をみて改めて思うネット事業勢の異物感――ネットはもはや『満員電車』


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 去年こんな記事を書きまして、ネットの皆さんに『感想型』と『対応型』という言語認識の違いを提唱しました。

 

 

 この記事はそれはもう大変バズりまして、2日で20万PV、通知鳴りっぱなし、その勢いで妻と生まれて初めての回らない寿司屋に行けるほどのアドセンス収入がありました。

 

 この記事を書いてから、私自身が言語認識の違いを結構気にするようになりまして、ネットでガチな言い争いをする機会もめっきり減りました。私はガチの対応型なので、感想型だと思えた人とは真面目にやりとりしないことにしたんです。

 

 記事への感想も、読んでる限りでは大多数の脳にパラダイム転換を起こせたようです。まぁ、ちょっとはネットの平和に貢献できたんでしょうかね。

 

 私自身もそれまでとは違った視点でネットのやりとりを見るようになったわけですが、そうしている内に、対応型や感想型とは違った特徴を持つ存在に気が付きました。

 

 それが『事業勢』です。

 企業、個人も含みます。

 

 話を進める前に、前提となる部分をちょっと整理します。

 

 まずこれは、ネット上における他人同士のコミュニケショーンの話です。雑談をしたり意見交換をしたり対話をしたり、時には議論をしたり言い争いをしたり、というやりとりのことです。

 

 そのやりとりによって書き込まれる文章の読み方を、ざっくり『感想型』と『対応型』という性質の違いで提唱したのが、最初に紹介した記事のことです。

 

 とりあえず対応型か感想型のどちらに属するか、そこだけで言えば、大体の人に当てはまるので、自分と合わない人を察知するのにとても便利でした。

 

 ただ、ここまではあくまでも『一般勢』の話です。

 

 一般勢とは、ネットで発信したり他人とコミュニケーションをする上で、特に事業性を意識していない、つまり収入を意識してない人です。

  

 では本題。

 

 今のネットの交流にはその一般勢だけではなく、『事業勢』なる存在がそこら中にいることに気が付きました。いや、気が付いたというより、私が自分の考察の発信ばかりしていたこともあり、前々から気にはしていたけど確信するのが遅れた、というのが正直なところなのですが、というのも、それまで私が見ていたのは、せいぜい一般個人vs個人事業レベルの揉め事だったからです。

 

 事業をしている人は自分の事業を拡大する為にいろんな人と繋がりを持とうとします。ですのでその性質は自ずと、共感を主体とする「感想型」に近くなります。

 

 ですから単純に私は、事業を背景にSNS等をしてコミュニケーションをとっていても感想型の方に分類しておくだけで、別段気にしていなかったのですが、この件をみて、その認識を改めるべきだなぁ、と思っちゃったんです。

 

 

 で、公式見解が出ました。

 

 

 読みにくいのでこっちで読みましょう。

 

 

 あ、これ書いてる時に気が付いたんですが、公式サイトでも告知があったようです。

 

 

 えーと、今回の『APP LAND』の動き方が非常に悪手であるという印象を持ったかも多いと思います。

 

 まずなんといっても画像で釈明文。しかもTwitterに掲載。あと第一報で流す通常の情報量ではないこととか、もやもや感が満載です。企業の対応というオーラが全く感じ取れないです。

 

 なんといいますか、APPLANDの動きは法的には何も悪くないとしても、然るべき段階を踏まえていない、というのが現時点での私の感想です。心象はかなり悪いです。

 

 そう思うのも、@higaisya0000のツイート漫画みたい暴露話って、ほんの数年前なら、企業がここまで大騒ぎするまでの騒ぎにはならなかったと思うんですよね。

 

 まず大半の人が「へぇ」「ふぅん」と思ってお終い。何人かが「これ〇〇社じゃねーの?w」とか書き込んだとして一時的に話題になっても、企業は表向きは無視。

 動きを告知するとしても「事実経緯を確認中です」とか、対応方針をほとんど明かさない簡素な告知分を出して終わり。

 

 漫画のストーリーだって、あくまでも企業から声がかかってきた時に気を付けなきゃいけないことであって、会社叩きを目的とした内容ではありません。「ゲップランド」という架空の会社名も、どこのジャンルの話なのかというストーリーの特徴を強調する為に、単純に有名どころの会社名を参考にしたというだけで、APPLANDを暗示する意図はなかったのかもしれません。

 

  例えばゲーム会社を相手としたトラブルがあり、注意喚起として仮名と架空の名称を用いた創作ストーリーを考えるとします。で、ゲーム会社を相手とした話であることをわかりやすくする為に、例えば「任天堂」や「スクウェアエニックス」の名前を文字った名称を思いつくことは自然な発想としてありえると思います。

 もちろん「そのつもりがなかった」としても、結果的に実際の会社のイメージにダメージを与えた場合は何事もなったというわけにはいきません。ただ、「相手にそのつもりがなかった」という可能性は考慮した上で対応するべきかと思います。

 

 そういう今までのベーシックな企業の動きと比較すると、APPLANDが第一報で告知した内容は「客に近すぎ」と思わざるを得ません。内容のほとんどは非当事者とコンテンツを楽しんでいるファンには無関係なことです。

 

 そういう感想を経て確信したのが、ネット上における『事業勢』という存在に纏わりつく異物感なんです。

 

 その特徴として、上でも言ったとおり「感想型」に近いのですが、事業性を背景に置きながら一般勢と同じようなコミュニケーション感覚で接してくる上、その割に「法的措置」という選択肢がものすごく近いところにあるんです。

 

 そこに大きな課題があるのです。

 

 ネットを長くやってる人ならわかってくれる話だと思うのですが、インターネットには様々なコミュニケーションがありますよね。例えば2ちゃんねるでは煽り合いをしている様子がみられますが、険悪にならないよう、あくまでもユーモアを持たせながら書くことで、お互いのガス抜きや笑い話にする、そういったネットの文化が築いた例外的な交流作法もあるわけです。

 しかし、そういう感覚を持たない、体験していない人からみれば、ただの煽りとなりますよね。その相手が事業勢だったらどうなるでしょう?

 

 そういう風に考えていたら、ふと思いました。今のネットはまるで満員電車だな、と。

 数年前のネットなら、自分がいる場所に周りの人は、ほとんどが自分と同じ目的を持った人でした。どの場所でもそうでした。

 それが今では、ちょっとした動きが痴漢に間違われたり、ありえない行動をとる人が、ネットのどこで何をしていてもすぐ傍にいる気がしてなりません。

 

 もう少し言い方をかえるなら、ネットのどこにいても事業勢の店の中にいるみたいな、気を許せない感覚です。

 以前はわりと気軽に「〇〇の飯はまずい。具体的にはXXXがまずい」といったことが言えたのに、今だとそれが一瞬で相手方に伝わる上、その過程で炎上してしまうので、結果的に相手の店の中で「まずいと叫んで騒いだ」も同然の状態になってしまう。

 

 そのような事案がもう起きている。そんなの事実上の言論弾圧ではありませんか。

 

 私は公益性の有無を問わずおかしいと思ったことはおかしいと、いつでも好きな時に言える空間が大事だと思っています。その観点から言って、今回の@higaisya0000さんの漫画はお咎めなしであってほしいと言いたい。

 まぁ、架空の会社名だったとはいえ、実際の会社が対応する事態になっているので、そこが争点になるのは避けられないとは思いますが。

 

 今後のAPPLANDの行動は、今後同様の件の比較に持ち出されると思うので要注目です。