昨年から活動を始めた『有害活動対策情報発信部』ですが、本日活動サイト上にて更新終了のお知らせを掲載しました。活動は継続するが更新は終了する、ということです。
当活動は行政情報の発信内容を基に有害活動に対する警戒心を煽るのと、対策情報の習得に関する関心の向上が役目であると考えており、その上では十分なコンテンツを揃えられたと判断しました。
今後はツイッター上にて、発達障害に関するツイートのシェアと、対策情報記事などのシェアを自動処理にて行います。
当活動を始めてからも発達障害界隈では色んな騒動がありました。
どの炎上も火元となるのは、「発達障害」をマーケティングワードとして利用している存在だったことが共通していたかと思います。
発達障害は数年前から業界化の一途を辿っており、メディアとの繋がりも昔では考えられないほど太くなりました。認知度や関心の高まりをみてか、他業種にいた人が転向して、発達障害業界で旗揚げしたと思しきケースも確認しています。
今や発達障害は社会問題という側面だけではなく、エンターテイメントとしての属性も有しているわけてす。
そういう利益の為に発信している人たちの多くは、生き辛い境遇にいる人たちに必要なことは、新たな言葉や仕組みによる「包摂」ではなく「排除」であることや、自分たちの活動は当事者が時間を捧げることでしか維持されないことをわかっていません。
だから問題発言や警戒される行動をしてしまうわけです。
それと、もう一つ。
私は当活動を始めてからは言及を自重し、傍観していた立場ですが、有害性の認識がない発信者以上に気になった存在がいました。
それは、有効な言及や指摘に賛同しつつも、その価値や効果を落としてしまう人達です。
その存在のせいで、有害発信者は一部の強い言及者に何を言われても、有象無象たちの失言を糾弾することで、表向きは被害者や優位な立場を演出することができてしまう。
効果的な言及がその「馬鹿たちの言葉の壁」により届かない、本来の効果を発揮できない。そんな状態が毎度再現されているのです。
有害活動による炎上騒動は今後も繰り返されるでしょう。そして今回私が言及した「馬鹿たちの壁」に対する指摘も、これから厳しくなっていくことが予測されます。批判者以上に恐ろしい存在ですから。
そういった有象無象対策は、有害活動対策の有効性を高める上で対処が必要と考えており、その為には行政情報の枠を超える必要があるというのが今の考えです。その点は活動ポリシーに反する部分でもあり、活動を継続したまま更新を終了することにした事情の一つでもあります。
未解決の課題を抱えたままとなりましたが、とりあえず構想の段階でやりたかったことは全うできたので、一旦ここで区切りとさせていただきます。
当活動の発信を気にしてくださった方、応援してくださった方、ありがとうございました。今後も見守ってくれると嬉しいです。