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ブログ開始日 2015年12月31日
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発達障害考察ブログ HYOGOKURUMI.Scribble

言葉は嘘をつきません

【追記有り】近況の話:エロ絵広告問題の本質『二次元絵はユーザー側でアダルト転用されている』

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重要なお知らせ

 二次元絵広告問題の論争の中で、『あれらがダメなら、美術館で飾られる裸体の石像もダメだろ』という的外れな意見を見て、私には言いたくなったことがある。この問題を考える上で、とても重要な観点だと思うので、単発で記事を書くことにした。

 アニメで町おこしとか、イベントのコラボで二次絵の広告利用を検討している運営の方はよく読んでほしい。特にそこのご老人。

 

 宇崎ちゃんのポスターとラブライブの立て看板になぜ批判が集まったのか。胸が大きさやスカートのシワだけで言えば、同じ特徴を持つ絵や創作物が数ある中で、なぜこの絵ばかりがエロ絵扱いされるのか。

 

 それはこの2つの絵が「現代を生きる男性がオナニー時に意識する絵の技法を有するから」である。

 

 二次元絵の文化の繁栄を影で支えた「柱」の一つには、健全な男子諸君たちのオナニーがある。

 特に萌え絵は、「オナニーグッズ」という側面を他の絵風よりも広く占めている。

 だから石像や土偶などはこの議論の対象にはならないのだ。今の時代あれでヌクやつがいるか? どこかにはいるだろうけど、ノーマルなズリネタでないことは明らかだ。

 

 あの絵が問題ないと主張する人たちの意見には、この「二次元絵のアダルト転用」の実態面を加味した観点がまるで抜けているのである。

 

 問題視されたポスターと立て看板は、このオナニーグッズとしての絵の技法が一見して目に留まる構図だった。絵の特徴の解説については前回と前々回で書いたのでリンクを引いておく。

 

 

 今回の話に焦点を当てて、絵に対する指摘を追加させてもらうと、宇崎ちゃんポスターもラブライブ立て看板も、キャラクターの表情や構図からは「大人向けアニメの抱き枕」に用いられるような「トロ顔・照れ顔のポーズ」が連想できてしまう。

 世代も関係してくるだろうが、少なくとも人並みにアニメやゲーム、漫画と共に生きてきた37歳一般男性である私から見て、これらをアダルト要素のない健全絵として受け止めるのは無理がある。自分の性癖は関係なく、そういうグッズで用いられているテクニックが仕込まれていることを知っているからだ。

 

 論破するつもりはない。二次元絵でヌクことをアブノーマルだと思っている人なら、そういう観点を前提とした指摘についてこれないのも仕方ないと思うからだ。

 あと、公式的には全年齢向け作品であるなら、コラボに関する会議などの席で、ユーザー側でアダルト転用されている実態があることも、把握はしていても話には上がらないのではないだろうか。

 

 ただ、対策は単純化できる。二次絵とのコラボを検討している運営側は公式側に『キャラクターの絵は二次創作同人誌などに見られるアダルト技法が仕込まれていない構図のものにするように』という要望をすればいい。

 これだと公式が二次創作界隈の都合に振り回されるという問題が起きてしまうわけだが、少なくとも今回のような事態を避ける上で必要な処置は取れるだろう。私もベストアンサーだとは思わないが、イベント中止などの騒動に発展した場合、その原因がエロ絵となれば、運営、公式、どこかの誰かが損害賠償を受けかねない。使用する絵の構図や特徴については慎重になるべきだ。

 

 今回の論争で見られたフェミVSアンフェミの論争には、「包丁を振り回してる人に危ないと注意をしてるのにそれが通じていない」レベルの噛み合わなさを感じていたのでモヤモヤしていたが、「エロがミスリードだった」ということがわかりスッキリできた。

 問題の本質は〝エロ〟というワードからでは的が広過ぎて射抜けていなかった。〝自慰〟というワードでやりとりするへぎだったのである。しかし「エロ」という言葉が先行した為に、的外れな比較が持ち出されるほど、話がこじれてしまったのだ。

 フェミとアンフェミは立ち位置の時点から違っていたとも指摘できる。フェミは一般視点なのに対し、アンフェミ側は公式視点。このように見ると見解の不一致にも納得がいく。

 アダルト転用されている実態を加味した評価は一般視点に過ぎず、公式視点から意見を言うファンにして見れば、「エロではない」で通せるからだ。

 フェミ寄りの主張をするファンもいたが、それは「一般視点のファン」だったというわけだ。

 

 この問題、対策は楽だが、二次創作問題が絡むとなると、根は深そうである。