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2019年5月3日 1,000,000PV達成

当ブログの発達障害に関する記述は当事者の体験に基づく考察です。ご了承の上でお読みください。

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発達障害考察ブログ HYOGOKURUMI.Scribble

言葉は嘘をつきません

私のいつもの1日とともにお伝えする発達障害症状が「悪化する要因」と「予防のポイント」

 当ブログではこれまで発達障害症状の考察と改善法をメインに、活動の後期では改善後の予防について語ってきました。現在の私は症状を改善した状態で、症状の予防を意識しながら平穏な生活を送っています。発達障害のことを日常の中で意識することはほとんどありません。しいていうなら、後遺症と向き合っています。

 

 今回の記事では、今の私の一日をお話しながら、発達障害症状が「悪化する要因」と「予防のポイント」をお伝えしようと思います。

 当ブログの考察を読んで、実際に発達障害の症状を緩和~改善できた人、または実際に改善法を試そうと思っている方も、本記事をぜひお読みください。

 

 

私のいつもの1日

 まずは一日の流れをざっとお伝えします。文章内に発達障害の予防ポイントを仕込むので、後で言い当てるつもりで読んでみてください。

 

平極ルミの生活スペック

  • 37歳です
  • 仕事は警備員(2号の誘導)です
  • 妻との二人暮らしです

 

起床~出勤 

 警備の朝は早いです。その日の現場によりますが、ほぼ毎朝5時台には起床します。妻は寝ているまま、私一人で朝食と昼食の用意をします。

 朝食はホットサンドメーカーが大活躍します。ウインナーとチーズ、適当な野菜を挟んで焼きます。その横でコーヒーをドリップします。

 昼食はスープジャーを活用しています。夏の時期は冷やうどんをよく作ります。寒い時期は休日につくってタッパーに小分け&冷凍保存したポトフを温めなおしてジャーに入れます。

 仕事の支度は制服の用意をして、後は装備品や書類などを詰め込んだリュックを背負います。

 家を出るのは6時~6時半の間が多いです。

 

勤務中

※今回の記事では「常勤の現場」で、誘導業務は「閑静な住宅街での車両通行止め」という設定でお話しします。

 7時半頃に現場到着。いつもの朝礼と危険予知(KY)の確認・共有をし終えた後、配置につきました。

 住宅街の通行止めなので、誘導の対象となるのはほとんど地域の人たちです。歩行者と自転車は頻繁に通りますが、車両の交通量は1日に5台あるかないかです。

 ここが通行止めであることはもう知れ渡っているので、いま誘導するのは偶然この道を通った車両がほとんどです。

 17時にあがりです。報告書にサインをもらって現場を出ます。

 

帰宅後

 帰り道にスーパーで食材を買い、18時過ぎに帰宅し、まず夕食の用意をします。それが終わったら、妻がパートから帰ってくるまで休憩です。

 19時、妻が帰宅。一緒に夕食を取り、その時に週末の予定や消耗品の買い物など、お互いのスケジュールや家のメンテナンスの話をします。

 食後はコーヒーなどで一息ついてから食器を洗い、私は一人で夜のジョギング(筋トレ有り)に行きます。妻はその間に洗濯をします。ジョギングを終えて帰宅すると大体20時前後が多いです。

 帰宅後はシャワーを浴び、後は寝るまでフリーです。フリーの時間はだいたい私はパソコンに何かしら文章を打ちこんでいます。妻は絵師なのでリビングのソファで絵を描いています。

 会話はたまにするだけで、特に用事がなければ「コーヒー淹れようか?」など、簡素なやり取りだけです。

 

就寝

 警備の朝は早いので、大体22時過ぎには布団に入ります。その後もスマホいじったりでなんだかんだで起きてますが、日付が変わるまでには入眠するようにしています。睡眠時間は8時間が理想ですが今は平均6~7時間が多いです。

 

 

発達障害症状が「悪化する要因」

 発達障害の予防ポイントの解説の前に、当ブログでお伝えし続けてきた「悪化する要因」をおさらいします。

 

脳のコンディションの違い

 人の脳には自分の意思である「自我」が形成されています。言動や思考の他、成長過程で形成される社会性や個人的な価値観などです。それとは別に「脳の反応」が働いています。喜怒哀楽といった感情や衝動性など、思考を介さない感覚的な判断です。本能と言われることもあります。これが自我の振りをすることがあるので私は「偽自我」と呼んでいます。

 平静時は自我が基準であり、感情が高ぶったり平静でいられない時などは、脳の反応(偽自我)が強まります。

 脳の反応が強まったとしても、平静時の自我の方を基準にできる人もいれば、やはり脳の反応が主導になってしまう人もいます。これを「意識の基準」と呼んでいます。

 

 下記図では、

  • 自分の意思である「自我」を黄色
  • 脳の反応である「偽自我」を赤色
  • 意識の基準を青い星

 で示しました。

 

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 普通の人は「自我」(黄色)のエリアが広く、「意識の基準」(青い星)が自我の上にあります。偽自我の影響も若干受けています。

 対して発達障害者は「偽自我」(赤色)のエリアが広く、「意識の基準」(青い星)も偽自我の上にあります。社会性などを担当する自我(黄色)のエリアも若干残っていますが、狭いです。

 発達障害者は生まれつき、あるいは育成環境など後天的な理由により、脳の働きであり偽自我の影響が強くなりすぎてしまったことで、平静時であっても言動や思考がどうしても脳の反応の影響を受けてしまうのです。そのせいで色んな感覚を習得しないまま成長してしまいます。

 障害特徴の改善や感覚の新規習得を試みても、強すぎる偽自我が学習の障害となり、何をやってもうまくいきません。何かとできなさすぎで目立たずに生きることも難しいです。依存症に陥りやすく、自他の区別も曖昧です。

 

改善のポイント

 発達障害改善のポイントは大別して2つです。

 まず偽自我の働きを弱めることです。これができないと感覚の習得など、あらゆる学習が絶望的に困難です。酔っぱらった状態で勉強するようなものです。

 次に弱めた状態を維持することです。感覚の習得ができたとしても、偽自我の働きが強まってしまったら、また偽自我に振り回されてしまいます。それは当ブログで提唱したあぶり出し型脳の状態に相当します。

 

 この偽自我というものは脳の反応のことを指しており、依存症に置き換えて考えることができます。つまり脳の依存的働きを煽らないようにすれば、偽自我を弱めることができるというわけです。 

 

発達障害症状の「予防のポイント」

 では私の1日の流れに沿って解説をします。

 

ここがポイント

起床~出勤 警備の朝は早いです。その日の現場によりますが、ほぼ毎朝5時台には起床します。妻は寝ているまま、私一人で朝食と昼食の用意をします。朝食はホットサンドメーカーが大活躍します。ウインナーとチーズ、適当な野菜を挟んで焼きます。その横でコーヒーをドリップします。昼食はスープジャーを活用しています。夏の時期は冷やうどんをよく作ります。寒い時期は休日につくってタッパーに小分け&冷凍保存したポトフを温めなおしてジャーに入れます。仕事の支度は制服の用意をして、後は装備品や書類などを詰め込んだリュックを背負います。家を出るのは6時~6時半の間が多いです。

 

 まず早起きは大事です。眠気を無理矢理起こすのではなく、規則正しい生活の中で早寝早起きを維持し、意識の基準が偽自我の上にならないようにするのです。

 妻が寝たままで、朝は一人であることはとても都合がよいです。日常の中で偽自我を最も煽る要因は「言葉」だからです。黙々と食事の用意を進めます。

 調理は手数が少なく済む料理を作ります。その上で、挟むだけで具沢山のパン料理が作れるホットサンドメーカーと、冷凍したポトフなど作り貯めができるスープジャーは理にかなっています。

 手数が多いとどうしても気持ちが慌ててしまいます。少ない手数でさっと作って、静かにコーヒーを飲む時間を確保します。

 仕事の支度は浴室乾燥機から制服を手に取るくらいで、その他装備品はリュックに詰め込んだままなので、朝の忙しい時にあれこれ探し回ったり用意する必要はありません。

 

勤務中 7時半頃に現場到着。いつもの朝礼と危険予知(KY)の確認・共有をし終えた後、配置につきました。住宅街の通行止めなので、誘導の対象となるのはほとんど地域の人たちです。歩行者と自転車は頻繁に通りますが、車両の交通量は1日に5台あるかないかです。ここが通行止めであることはもう知れ渡っているので、いま誘導するのは偶然この道を通った車両がほとんどです。17時にあがりです。報告書にサインをもらって現場を出ます。

 

  警備は間違いなく発達障害の適職の一つです。なぜなら業務の大部分において、言葉を使わなくて済むからです。

 今回お伝えした「閑静な住宅街での車両通行止め」なら、他の隊員がいたとしても言葉の使用量は500文字以下で済むでしょう。工事が夜間で日中に見張りと誘導をするだけの一人現場なら一言も喋らず済む現場もあります。

 「発達障害には警備くらいしかできない」など、発達障害の能力と警備の仕事を軽視した意見もありますが、実は言葉の使用量が少ない職業という観点でいえば、警備はトップクラスに優秀なのです。ちなみに工事現場に出る警備(2号)は早上がりもあります。この記事書いてる今日は14時に帰れました(笑)

 

帰宅後 帰り道にスーパーで消耗品や食材を買い、18時過ぎに帰宅し、まず夕食の用意をします。それが終わったら家の簡単な整理整頓をして、妻がパートから返ってくるまで休憩です。19時、妻が帰宅。一緒に夕食を取り、その時に週末の予定や消耗品の買い物など、お互いのスケジュールや家のメンテナンスの話をします。食後はコーヒーなどで一息ついてから食器を洗い、私は一人で夜のジョギング(筋トレ有り)に行きます。妻はその間に洗濯をします。ジョギングを終えて帰宅すると大体20時前後が多いです。帰宅後はシャワーを浴び、後は寝るまでフリーです。フリーの時間はだいたい私はパソコンに何かしら文章を打ちこんでいます。妻は絵師なのでリビングのソファで絵を描いています。会話はたまにするだけで、特に用事がなければ「コーヒー淹れようか?」など、簡素なやり取りだけです。

 

 帰宅後も黙々と夕食の調理と家のことを優先してやります。その上でちゃんと休憩します。偽自我を強めず、意識の基準が自我の上にある状態で休憩することが大事です。

 妻との食事中の会話は雑談もしますが、スケジュールやメンテナンスなど生活維持に必要なことがメインです。食後のお互いのプライベートタイムをちゃんと確保する為です。会話は大事ですがストレスの元でもあります。自分の思いついたタイミングで好き勝手に話しかけたら、お互いが疲れます。

 食後のジョギングはダイエットやコレステロール対策もありますが、偽自我対策でもあります。例えばパチンコ依存症になると、一日中パチンコを打っていても、打っている間は疲れを感じません。それはとても危険で怖い状態です。その例のように、脳の依存的働きは活力の源になってしまうこともあるのです。だからきちんと体力作りをして、活力の源が依存にならないようにするのです。また走っている間は走ることに集中できるので、頭から言葉を追い出す効果もあります。それも偽自我対策となります。ちなみに今は週2〜3日走ってます。

 帰宅後も、私と妻はそれぞれの時間を過ごします。用事がなければ就寝時間までほとんど会話はありません。

 

就寝 警備の朝は早いので、大体22時過ぎには布団に入ります。その後もスマホいじったりでなんだかんだで起きてますが、日付が変わるまでには入眠するようにしています。睡眠時間は8時間が理想ですが今は平均6~7時間が多いです。

 

  基本は早寝です。眠くなくても22時には布団に入ります。何度も言いますが、大事なことは脳の気分(偽自我)を基準に行動するのではなく、社会性(自我)を基準に行動することです。時間を守ることは大事です。

 

その他のポイント

 一日の流れの話の中では触れなかったことについてお話しします。

 

お酒

 少し飲みますが、飲むとしても週末にハイボール(Alc5%)のロング缶を1本~2本程度です。

 

煙草

 禁煙8年目です。今は完全に吸ってない人です。禁断症状などもありません。

 

ゲーム

 アプリゲームも据え置きもまぁまぁやってますが、コンプリートする感じではなくさくっと楽しむ程度です。

 

テレビ

 見ません。

 

ギャンブル

 パチスロ依存に苦しめられましたが今は克服しています。

 

食事

 野菜多めの料理を意識してます。

 

 

 上記で挙げたことは、どれも依存症や中毒の対象になることです。私はそれらが発達障害の症状の悪化の要因になるのことを理解してるので、基本的には自分から遠ざけるようにしています。この社会で生きている限り完全に縁を切ることはできませんから、「遠ざける」が精一杯です。

 

 過去記事でもお伝えした通り、私は放浪旅をきっかけに、ケアレスミスとコミュ障の特徴を改善することができました。訓練して必要な感覚を習得したのです。だから今は症状の再発や悪化を防止する為に、偽自我対策に徹しています。警備士になって、この生活が日常になってからは、一度もあぶり出し型脳になったことはありません。

 

後遺症について

 私は成人用知能検査により、知識や単語の習得に難があることがわかっています。

 理解力はあるので通常の会話で困ることはありませんが、言葉の意味の確認をしたり、聞き間違えをする頻度が普通の人よりも若干高いので、警備の仕事では無線通信をする現場を断ることがあります。(無線はノイズのせいで聞き漏らしの頻度が更に上がる。あと聞き返しなど余計な会話が多いと他の通信の妨害になる)

 このことは障害特徴として会社にも伝えてあります。私が会社に唯一お願いしている配慮です。

 これは生まれつきの特性だけではなく、発達障害という境遇故に定着した特徴という側面もあるはずです。ですから私はこれを後遺症であると考えています。

 

 

他の当事者の事情

 当事者の中には、お酒の量やたばこの本数が多かったり、定職につけない不安定な生活のせいで食事がコンビニ弁当やインスタント系ばかりの人も少なくないですが、それらは症状の改善から自分を遠ざける習慣であると言わざるを得ません。

 当事者活動をしている人の中には、一日中ネットに発達障害的意見を書き込んでばかりの人もいますが、それも悪化を招く行動です。リツイートやいいねなどの反応を得ることは、飲酒に相当する煽りです。

 カウンセラーなどの有資格者の中には、当事者向けにYOUTUBEなどでライブ放送をしている人もいますが、偽自我を弱める必要のある当事者の脳を煽っているので、それは相手の障害特性を悪化させる度し難い行為です。 

 

最後に

 発達障害を本気で改善したいと思っている人は、依存症や中毒の観点から考察できることは症状の悪化に通ずると考えましょう。食べ物や娯楽はわかりやすいですね。

 特に気を付けなければいけなのは「言葉」の使用量です。「聞く・話す」はもちろん、一人反省会など頭の中で考える時に「使う」言葉も警戒対象です。

 依存症は体質として遺伝することが医学的・統計的にわかっています。これが発達障害が治らず、診断を受ける人がどんどん増えていく理由なのです。

 

 発達障害は治せない。それがこの時代の模範解答です。

 でもたった一本だけですが、改善までの道は引きました。

 歩むかどうかは、あなた次第です。