最後にパチスロを打ったあの日から、もうすぐ一年が経つ。この一年はほとんど、スロを意識することもなかった。外で看板やのぼりをみても、「ふぅん、あのシリーズ新しいのでたんだぁ」と思うくらいで、打ちにいこうとは思わなかった。
もう、いいと思う。「スロット止めた」って、言っていいと思うんだ。
私は25歳の時から今日まで、ずっとこの「パチスロ脳」に悩まされながら生きてきた。もう行かないという約束を破って打ちに行ってしまったことや、使ってはいけないお金に手を付けてしまったことで、何度も嫁に泣きついた。
いま巷では「IR推進法案」(通称:カジノ法案)が話題である。日本のリゾート要素の発展を担うもので、2020年のオリンピックに向けて進められているらしい。
この法案について私は詳しくは知らないんだけど、どうしても、ギャンブル中毒問題がちらついてしまう。特にいま、ギャンブル中毒に悩み苦しんでいる人には心理的にも負担だと思う。昨年、この事をニュースで知った時もすごく嫌な感じがした。私はもうその時、ほぼギャンブルを意識しなくなっていたが、それまでの事を思うと不安でしかなかった。同じような心境でカジノ法案を気にしている人は多いと思う。
私は、日本人はギャンブルとうまく付き合えないと思っている。
今回の記事では過去を振り返りながら、私がスロット中毒に堕ちてしまったエピソードを語ろうと思う。
追記 2021/01/11
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