昨今、「ライフハック」という単語が発達障害の界隈でも使われるようになりましたが、私はその流行にあまりいい印象を持っていません。ハックネタが増えすぎて質が落ちたせいもあると思うのですが、「テレビを叩いて直す」といった問題の先送りに近い印象があるからです。
当事者は「普通がわからない・できない」だけでけではなく、その生きづらさ故にハイペースで蓄積される疲労など、あらゆる精神不調に見舞われてしまうことにより、普通の人が生活環境や自分に対して日常的に行っているメンテナンスもおろそかになります。環境も自分もボロボロになっていくのです。それもまた疲労の蓄積を加速させる要因となり、悪循環を生んでいるわけです。
発達ライフハックはそうした困難の場面で活用されているようですが、そもそもそれらの問題の多くはメンテナンスがおろそかになってしまったせいで発生しているわけですから、必要なメンテナンスをしてその困難が発生しない、或いは発生しにくい生活の流れを作る方が先だと私は考えます。
というわけで本記事では〝発達障害者向けセルフメンテナンスガイド『生活習慣・休息とケア・エラーの対処法』(仮題)〟と題して、自分が重宝している術をマニュアル的にまとめようと思います。
自分の発達症状を改善して、あとは後遺症と向き合うのみとなった私は、日々過去の記憶が薄れていくのを感じています。これは備忘録も兼ねてつくるページです。
追記 2021/02/07
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