【図解】発達障害攻略マニュアル――生き辛い境遇からの脱出

本マニュアルは、中学2年生の時に障害特徴を自覚し、31歳の時に発達障害に分類されるアスペルガー障害の診断を受けた来未炳吾が、その半生の中で会得した発達障害特徴に関する考察から克服術までを言語化したものです。 このマニュアルを作ろうと心に決めた…

第10話 ≪ 決別 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第9話 ≪ 距離感 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第10話 << 決別 >> 乗客たちは手分けしてブランケットを床に敷き始めた。壁沿いに一枚、一枚と黒い布が並べられる。自分もあそこで横になるのだろうか。そんな咲の不安を他所に、黙り込んでいた顕示はまた…

Kindle版「発達障害攻略マニュアル」(仮)―PR第1弾!無料版掲載

現在、来未炳吾の活動終了に伴い、昨年6月に公開した「【図解】発達障害攻略マニュアル――生き辛い境遇からの脱出」のKindle版を制作中です。 そのPRとして本書の無料版を掲載することにしました。本記事で「はじめに」「著者エピソード」「ケアレスミスの…

( 」゚Д゚)」<「発達障害のグレーゾーンという言葉は新語ではないよ」

昨年12月に扶桑社から出版された姫野桂さん著「発達障害グレーゾーン (SPA!BOOKS新書)」が話題になり、同タイトルの「発達障害グレーゾーン」というワードがトレンド入りしそうな勢いで話題ですね。 私も33歳で診断を受けるまでグレーゾーンの立場…

第9話 ≪ 距離感 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第8話 ≪ 消滅の定義 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第9話 << 距離感 >> 顕示と咲は、『竜瓜《りゅうその》サービスエリア』と大きく書かれた看板を目に留めつつ、前を歩く四人に続いて建物の中へ足を進めた。出入口が開放されているせいか、中も十分に…

『路上学』――誘導警備が異世界で見た獣の姿

警備士になってからもうすぐ2年になる。 この仕事に就く前は、私自身が発達障害という境遇にいたこともあり、どの仕事についても長続きしなかったのだが、警備の仕事は一度もやめたいと思ったことはないし、毎日生き甲斐を感じながら働いけている。 私はた…

第8話 ≪ 消滅の定義 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第7話 ≪ 安全性 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第8話 << 消滅の定義 >> 「名無しさんっていう人が、たくさん書き込んでいるんですか?」 「いや、それは……名前入力欄を空欄にして書き込めばそう表示されるんだ。だから、誰が書き込んでいるのかわからな…

1000人中999人が「あっ・・・」と思う画像を考えた

第7話 ≪ 安全性 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第6話 ≪ 進展 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第7話 << 安全性 >> 桑部と向坂を除く他の乗客たちは、ここに来るまで半信半疑だったが、本当に人がいないことに戸惑いを隠せなかった。なにが起きたのか、ここにいたはずの人たちはどこへ行ってしまったか…

第6話 ≪ 進展 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第5話 ≪ 自己紹介 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第6話 << 進展 >> バス疲れと寒さ、そして面倒に巻き込まれたという状況が、乗客たちに苛立ちを募らせていた。 「やっぱ冷えますねぇ」 「さみぃー」 「……なにがあったんでしょうね」 「バス会社絶対訴…

第5話 ≪ 自己紹介 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第4話 ≪ 自己紹介 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第4話 << 自己紹介 >> 乗客のほとんどは頻りにカーテンを開けて外をみたり、携帯電話でどこかに電話をかけていた。寝ていた者も皆目を覚まし、他人同士の会話も始まった。 「そちらも、誰もでないんです…

第4話 ≪ 自己紹介 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第3話 ≪ 桑部と向坂 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第4話 << 自己紹介 >> プルルルルル プルルルルル――ガチャ 十回ほどコール音を鳴らしたところで、顕示は電話を切った。 今度は別の番号を押して電話をかけてみる。 ……プルルルル プルルルル………… やは…

第3話 ≪ 桑部と向坂 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第2話 ≪ 異変 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第3話 << 桑部と向坂 >> 「ここ……誰もいないんでしょうか……」 「……んな馬鹿なことあるかよ」 向坂《さきさか》の言葉に、桑部《くわべ》は否定を返したが、この状況には確かな疑いを持つことができた。 桑部…

第2話 ≪ 異変 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

前話 第1話 ≪ 出発 ≫ 夜行バスの人々(なろう版) 第2話 << 異変 >> 十二月十六日 午後一時三十三分 バスは静岡県にある『竜瓜《りゅうその》サービスエリア』に到着した。ほぼ予定通りの時刻だった。『竜瓜山』という山中に位置するこのサービスエリアは、…

第1話 ≪ 出発 ≫ 夜行バスの人々(なろう版)

第1話 << 出発 >> 新宿駅を正面に構えるAビルの玄関付近では、夜行バスの係員が忙しなく受付に勤しんでいた。足早に家路を急ぐ人々と車道を走る車の喧騒が行き交う中、乗客たちは寒さを堪えながらバスの到着を待っていた。 鮎山《あゆやま》顕示《けんじ》…

『夜行バスの人々』(なろう版)掲載します。

7年くらい前に『小説家になろう』(https://syosetu.com/)というサイトで連載していた「夜行バスの人々」という小説をブログに掲載することにしました。 現在Amazonで販売している「夜行バスの人々」の前身にあたる作品であり、私が初めてなろうにアップし…